説明する人

 「アパレルには将来性がない」

そういった根拠のないネガティブな考えから異業種に転職してしまう人が多くいます。同じ店員同士でもそういった話になるのではないでしょうか?

結論から言うとアパレルには将来性があり、潰しが効く職種です。

ネガティブな情報ほど広まりやすく、理由もなく納得する(辞める理由を探す)傾向にありますので噂だけで判断しない事です。

この記事ではなぜ「将来性がないと思うのか」「なぜ将来性があると言えるのか」を話していこうと思います。

アパレル販売員に将来性がある理由

洋服を選ぶ女性

 確かにネットの普及やコロナの影響で店舗(販売員)の必要性が問われています。

現に店舗よりもECサイトの売り上げは良くなり、ECサイトへシフトする企業も増えてきているのも確かです。
 ですが、これが『将来性が無い』と直結させるには少し疑問が残ります。ではどういった理由で将来性があると言えるのか?

店舗(販売員)の必要性は変わらない

 ECサイトが普及しても店舗の役割は変わりません。

逆に本物を手にできない通販よりも手に取って確認できる店舗の方が拘りのある消費者にとって必要不可欠な部分になります。
さらに、販売員もそれに伴って必要になってきます。

アパレル販売員の給料はそんなに悪くない

 『アパレルは給料が安い』というイメージがありますが、これは半分間違いです。

アパレルで働こうとする場合『入社時はアルバイトから』という企業が多いので社員になるまでは年収が安い傾向にあるからです。

アパレルの平均年収は?でも話していますが、正社員になれば300万~350万になり、店長クラスになれば400万円台になるケースが多くあります。

さらに、アパレルは店舗数が増えれば管理職のポストが増えていくので、他の職種に比べると役職がつきやすい傾向にあります。

コミュニケーション能力が高くなる

アパレルで得られるスキルは比較的多くありますが、その中でもコミュニケーション能力は高くなります。

なぜなら、アパレル販売員は常に誰かと対峙しているからです。

接客時はもちろんのこと、忙しい時のレジ内のスタッフ間のやり取りや、売り場管理に伴う意見交換なども行います。

こうした経験は他の業種、職種にも活かすことができ、将来上に立場になったときにも活かされます

将来性が無いと思ってしまう理由

悩む女性

 まず、アパレルに将来性がないと感じる部分はどういった事なのか?業界全体に言える事もあれば個人で感じる部分もあると思います。そういった事を一度洗い出して整理してみましょう。

ネットで買えるようになるから

 一番の理由はこれだと思います。『アパレルの将来性=店員の必要性』と考えている人も多いでしょう。ネットの普及(有名ファッションサイトの登場)で店舗に行かずとも洋服が買える時代になっていき、店舗で買う人が比較的少なくなってきていると思うからです。

仕事内容と比べて給料が安いと思っているから

 個人ノルマがあったり、個人の作業役割が多かったりと意外とアパレルは精神的、体力的にハードな部分があります。そういった事から給料が対価ではないと感じている人が多くいます。

興味がなくなると将来性もなくなる

 洋服に興味がなくなった。業界に興味が無くなった。こういった事から自分の中で将来性も無くなっていきます。これは『もうどうでもいい』っと思う心理状態からくる『思い込み』です。

やりがいを感じないから

 仕事にやりがいが無くなると自分の中で不安が広がってしまいます。
「本当にこれでいいのか」
「ほかに自分に合っている仕事があるんじゃないのか」
「ずっとこれが続くのか」
こういったネガティブな思考になると業界自体を疑うようになり将来に不安を覚えてしまいます。

アパレルで得られるスキルは意外と多い

嬉しがる人

 先ほど「アパレルで得られるスキルは多い」と話しましたが、コミュニケーション能力の他にこんな能力がつきます。

  • 接客術
  • 管理能力
  • マネージメント能力

これらはどんな業種、職種でも必要とされるスキルになります。

接客術

 商品を売るには知識とマナーが必要です。アパレルの知識は比較的多く、その知識をアウトプットしながら接客するので頭の回転も良くなります。仮に営業に転職してもこの接客術は必ず役に立ちます。

管理能力

 ここで言う管理とは商品の管理の事です。アパレルには大抵バックヤードに在庫を保管しており、サイズやカラー別、トップスやボトムといったすごい種類のストックがあり、それらを完璧に管理する必要があります。
そういった管理能力はタスク管理と似ている為、どんな職種にも対応できる能力です。

マネージメント能力

 店長クラスになれば店舗運営も任されます。店舗を統括する上でスタッフ管理や売り上げ管理など業務は多岐にわたり、言ってしまえば店舗の中では社長のような立場になってしまいます。
そういった経験をするとどこに転職しても必ず通用します。

【最後に】
将来性は自分の中にある

臭い言葉ですが、これがすべてです。

結局どんな職種であろうと業種であろうと将来性は自分次第で変わっていきます。確かに今いる会社の待遇や環境が悪いかもしれません。

ですが、それをアパレル全体がダメと判断するのではなく、本当にアパレルが好きな職種であれば他の会社に転職する事も良い判断だと思います。

さらに、販売員だけがアパレルではありません。デザイナーだったりパタンナーだったり、はたまた企画だったりとアパレルには色々な職種があるので、そういった違う部署で頑張るのもありかもしれませんね。