「退職代行を使いたいけど詐欺に遭わないか心配」

「退職代行を選ぶとき、どんなことを注意すればいいの?」

はじめて使うサービスって知識や経験がないから心配になりますよね。わたしは心底臆病なので、なにをするにも調べ尽くして判断します。

この記事では、退職代行で詐欺に遭わないために、利用するまえに確認できることをまとめてみました。

実際にトラブルがあったことを参考にしたり、退職代行に問い合わせて「退職代行を選ぶ上で注意したほうがいいこと」をまとめているので、退職代行を選ぶ参考にできると思います。

退職代行サービスで注意すること

「依頼した会社」と「振込先」の名前が違うと危険

依頼した会社名と振込先名が違うときは注意が必要です。これは当たり前ですね。

さらに巧妙な場合があります。たとえば、労働組合を利用したとき。労働組合法人は株式会社ではないので、振込先の名前が下記であった場合は詐欺の可能性があります。

【悪い例】×振込先:カ)ワンマンショウジ (←この”カ”というのが「株式会社」の略です)

このように、依頼した会社、もしくは労働組合と振込先の名前が違う場合は詐欺の可能性が高いです。

退職代行にもクレジットやキャリア決算があります。支払い方法によっては確認が難しい場合がありますので、そういったときは「支払先の振込名を教えてください」と言って確認をとりましょう。

もし明確な返答がもらえない場合は即座に中止しましょう。仮に「ここまで進めているからキャンセルはできない」と言われても無視してください。キャンセルできないと言われた時点でそれは詐欺です。

雇用形態、連絡回数などで追加料金がかかると注意

はじめに提示した料金から、雇用形態や連絡回数などで追加料金が発生する退職代行は詐欺の可能性が高いです。

優良な退職代行のほとんどは、わかりやすいように料金を一律にしています。仮にオプション料金があったとしても1~2つくらいです。

弁護士の退職代行の場合は、慰謝料請求や訴訟などで料金が変わってくるのは一般的ですが、労働組合や一般業者ではそういったことはありません。

特に気をつけなければいけないのが「連絡回数」や「相談回数」「職歴」です。連絡回数や相談回数で追加料金が発生したり、職歴によって料金が変わるのであれば詐欺の可能性が高いです。

もし、そういった事態に遭ったときは絶対に振り込まず、丁重にお断りしましょう。

労働組合でも法人番号が記載されていないと危険

労働組合法人は、かならず法人番号が振り分けられています。もし、労働組合の退職代行サイトに法人番号がない場合は注意が必要です。

労働組合と連携している会社である場合は、連携している労働組合の情報が記載されているはずなので確認してみましょう。
情報が記載されていない場合も注意が必要です。

法人番号を確認できても安心はできません。
法人番号の情報はオープンになっているので、番号のみを検索すれば内容が確認できますので、怪しいと思ったときは法人番号を検索してみましょう。

弁護士、行政書士の名前、所属が書かれていないと危険

「弁護士監修」「行政書士監修」といった退職代行が多くあります。しかし、「弁護士監修」と記載されていても、弁護士の指名や所属が記載されていないと意味がありません。

専門知識がない業者では、会社との交渉ができないため、退職できないというトラブルが発生してしまいます。さらに、「交渉はしたから返金できない」といった加重トラブルに発展しかねないので、弁護士監修の退職代行の場合は「氏名、所属」を確認しましょう。

もし、サイトで確認できない場合は電話やメールなどで確認しましょう。

行政書士や司法書士でもできることが限られることがあります。詳しくは行政書士や司法書士にできないことを御覧ください。

料金を異常に安価で提供していると注意

安価でサービスを提供している業者は追加料金を請求してくるケースも多いようです。

退職代行には、専門知識の習得や適正な代行業務を行うためにはコストが意外と掛かります。そのため、業務水準担保のためには30,000円前後が適正価格の下限とされています。

適正価格を大幅に下回る業者は、追加料金を請求してくるケースがあるので、安いからといって依頼すると想像以上の請求がくる可能性があります。

もし料金で選ぶ場合は退職代行の料金を大比較を参考にするといいでしょう。

※正社員以外のバイトなどで料金が変わる場合があります。バイトの場合でも1万円を切るような業者には注意が必要です。

会社の詳細が書かれていないと危険

サイトに会社の「所在」「代表名」「業務内容」などが記載されていない退職代行は危険です。

これらは会社を信頼してもらうために必要な項目であり、優良は会社であれば必ず記載する項目です。さらに、所在や代表名を検索してヒットしない、違う会社名が出てきた場合も危険です。

会社名を検索しても
トップページに出てこないのは危険

会社名を検索してもトップに出てこない業者は注意しましょう。
その理由は、実績がない業者の可能性があるからです。

退職代行を紹介するサイトは多く、直接リンクを貼っていることも多くあります。しかし、直リンクでサイトに移動できたとしても、会社名を検索してもトップページに出てこない場合があります。

トップ表示に関してはGoogleの影響もありますが、「会社名でトップに出てくる」=「よく検索されている」ということなので、実績につながっていると判断できます。

トップ表示だけで判断することは難しいですが、「できるだけ安心できる代行を使いたい」なら、一度会社名で検索することをおすすめします。

SSL非対応の退職代行サイトは注意

SSL化してない退職代行サイトには注意が必要です。

SSLとは、送受信しているデータの暗号化をすること。SSL化することによって「データの盗聴」や「データの改ざん」「なりすまし」を防いでくれます。

退職代行サービスは、個人情報の入力が必要なことが多く、SSL化をしていないとトラブルが発生することがあります。そういったことから、個人情報を扱う業者のほとんどは、必ず自社サイトをSSL化をしています。

SSLされてないアドレスの見本
SSL非対応のアドレスバー
SSL化されたアドレスの見本
SSL保護されているアドレスバー

しかし、近年では無料でSSL化できるようになっているので、詐欺サイトでもSSL保護をしていることもあります。なので、SSLは一つの目安として判断しましょう。

まとめ

  • 振込先は依頼した会社名と違うときは注意する
  • 連絡回数、相談回数などで料金が変わる業者には注意する
  • 労働組合でも法人番号が記載されていないときは注意する
  • 弁護士、行政書士の名前、所属がないときは注意する
  • あまりに安価な業者には手を出さない
  • 会社の詳細が記載されていない業者には注意する
  • 会社名で検索してもトップページに出てこない業者は注意する
  • SSL非対応のサイトには注意する

退職代行サービスはこれから増えていくと考えられています。その中には悪徳業者も必ず混ざってくると予想できるので、詐欺に遭わないようにこれらのことを注意して、トラブルのない退職をするようにしてください。