悩む人悩む人

バイトや派遣のアパレル販売員でも個人ノルマはあるのかな?

達成できたらインセンティブや手当が貰えたらいいんだけど…

でも、ノルマ達成できなかった時にペナルティとかあるのはヤダな…

そんなお悩みありませんか?

アパレル販売員になりたくても、個人ノルマ(個人売り)について調べているとすこし不安になりますよね。

わたしは10年ほどアパレル業界で販売員として勤め、まったく異なったショップへの転職を2回経験しています。

その経験を踏まえて今回の悩みや疑問を解説していこうと思います。

ほかにも個人ノルマ(個人売り)に関係する悩みや疑問にも答えていきますので、ぜひ参考にしてください。

バイトや派遣でも個人ノルマはある

お札の画像

バイトや派遣社員でも個人ノルマを設けているショップはあります。

基本的に『バイトだからノルマがない』『正社員だからノルマがある』という理由でノルマの有無は決まりません。

では、どういったショップに個人ノルマは設けられているのか?

それはハイブランドで商品単価が高いショップほど個人ノルマを設けていることが多いです。

なぜなら接客しないと商品が売れないから。

なので個人ノルマ(個人売り)がイヤなときはファストファッション系のショップを選ぶといいでしょう。

ファストファッション系のショップには個人ノルマはほとんど設定していませんから。

個人ノルマがあったとしても最初は低いノルマから

個人ノルマがあるショップでも、最初は必ず低いノルマからのスタートになります。

なぜなら、はじめから個人ノルマを設定しても達成できないからです。

まずは低いノルマから慣らして、達成できるようになってくるとジワジワとノルマを上げていくのが一般的です。

人差し指

先にノルマを達成する喜びを覚えさせるのが目的です!

販売未経験なら、入社して2ヶ月~3ヶ月くらいは『ノルマ無し』『経験者の1/3や1/2』といった研修期間があります。

バイトや派遣では
インセンティブがつくことは無い

お札とコイン

バイトや派遣ではインセンティブがつく事はほぼ無いでしょう

なぜならバイトや派遣は時給制だからです。

『正社員になったらインセンティブがつくから正社員になれるように頑張って!』というスタンスの会社が多いので、バイトの間は下積みとして割り切るしかありません。

もし、インセンティブに拘るなら最初から正社員として採用してくれる会社を探すしかありません。

稀ではありますが、求人に載っていなくてもインセンティブがつく会社はありますので、電話や面接時に確認してみるのもいいですね。

個人ノルマを達成しなくてもペナルティはない

叫ぶ男性

個人ノルマを達成しなくてもペナルティを受ける事はありません。

ですが、長期に渡って個人ノルマを達成できなかった場合は、改めて指導を受ける場合があります。

中には自分の販売能力の無さに自ら辞めていく人がいる事も事実です。そういった人達は最初の段階でしっかりとした指導を受けていない人達が多く、自己流で販売している事が原因です。

最初の段階で販売の基礎を身に着けていれば、大抵の個人ノルマは達成できるようになってきます。

販売の基礎やコツを売れるアパレル販売員になるには「購入までのプロセス」を知る必要があるで紹介していますので参考にしてみてください。

個人ノルマは無いが
店舗のノルマは必ずある

記事を書く女性

個人ノルマは無いかもしれませんが、店舗ノルマや店舗の売上目標などは必ずあります

商品を売って販売員の給料を払っている訳なので、大なり小なり店舗でのノルマや売上目標があって当たり前ですね。

さらに、『ノルマがないから積極的な接客はない』という訳でもありません。比較的客単価が高く、店舗面積が狭いショップの場合は、個人ノルマという概念ではなく、「販売員全員で協力して店舗ノルマを達成しよう」という感じになっていますので、店舗ノルマに余裕がない店舗だと、結構積極的な接客を要求される場合があります。

ノルマ達成の為に
自腹購入する事がある

洋服の画像

ノルマ達成のために自腹購入することはあります。

しかし、毎月自腹購入する訳でもなく、毎月数万円買う訳でもありません。

例えば、「今月あと2000円で月間の売上達成なんだけどな~」みたいな時は自腹購入しますが、「今月あと2万円も足りない」って時は買いません。

これは店舗ノルマでも個人ノルマでも一緒です。

仮に今月の売上が悪くても、先月や先々月の売上に余裕があれば、そこから相殺する事もできるので、売上が悪い月はすべて自腹購入しなければいけない事は絶対にありません。

アパレルの自腹購入事情に関しては、【アパレルの闇】ノルマの為に服を自腹購入する!!は本当か?元アパレル販売員が暴露を御覧ください。

個人ノルマは販売員の数で割った計算

基本的に店舗ノルマを販売員の数で割った計算になります。

しかし、販売員の経験や実績によってノルマは変わってきます。一般的には店長が一番高く設定せれている事が多く、その次に職歴が長い順番にノルマの率が高くなっていきます。

なので、入社すぐの新人には厳しいノルマを設ける事はほぼありません。

まとめ

  • バイトや派遣でもノルマはある
  • バイトにはインセンティブ手当はつかない事が多い
  • ノルマを達成できなくてもペナルティはない
  • 『ノルマはない』と求人にあっても、店舗ノルマは必ずある
  • ノルマの為に自腹購入する事はある

バイトや派遣でもノルマを設けている店舗はありますし、場所によってはノルマの数字が厳しい場合もあるでしょう。

しかし、ノルマを設定する事によってメリットも沢山あります

  • 販売スキルがノルマがない人よりも数段身につく
  • 会社への貢献度が数字でわかる
  • 正社員になった時のインセンティブが大きい
  • 目標、目的を持って働く事ができる
  • ノルマを経験すれば比較的どんな仕事でも通用するスキルが身につく

ノルマと聞くと一見厳しそうに思えますが、ノルマがある方がメリハリがあって仕事は楽しくなります。

一度ノルマがある会社で失敗した人間が、ノルマの無い店舗に転職しましたが、面白みを感じられなくなり、再度ノルマのある会社に転職して成功している事例も実際にいます。

なので、ノルマにマイナスなイメージを持っている人もいるかもしれませんが、人生で一度くらいはチャレンジしてみてはどうでしょうか。

きっと後悔はしないと思います。