泣くサラリーマン

「営業向いてないかも…ノルマもきついし辞めたいな…

でも転職には自信ないし…どうすればいいんだろう…」

こんな悩みに応える記事になっています。

もぐら

この記事では営業を辞めるか迷っている方への具体的な対処法を解説しているよ!

わたしはルート営業・新規開拓営業を2年経験しましたが、向いてないと感じ辞めたことがあります。
そのあと違う職種へ転職した経験があるので参考になるかと。

カンタンな職歴
  • 18~29歳までアパレル業界
  • 29~31歳まで営業
  • 31~35歳まで建設系
  • 35~現在フリーランス

営業を辞めたいときの対処法【結論:辛いなら辞める方向で考えていい】

「営業が辛くて辞めたい…向いてない」と感じたときは、ムリせず辞める方向で考えていいと思います。

なぜなら…

  • 営業のほかにもたくさん職種はあるから
  • 心が病んでしまう恐れがあるから
  • 下手すると給料が下がるから

特に営業に拘りがなければリスクを取る必要はないかと。

ムリすることで道が開けるかもしれませんが、ちがう職種に挑戦して道を開いてもなんら問題ないと思います。

辞めたいけど、乗り越えたい気持ちもあるとき

泣くサラリーマン

「辞めたいけど…乗り越えたいキモチもあるんだよね…」

そんなときは転職活動をしつつ頑張ってみては?

選択肢を増やすだけでもストレスは軽減されますし、肩のちからが抜けて良い結果が出るかもしれません。

仮に上手くいかなくても転職活動をしていることで次の目標を立てやすくなります。

営業自体辞めず商材を変える

営業自体を辞めるのではなく、商材を変えるだけで上手くいくことがあります

営業マンが売れない原因には「商材と実力が合っていない」「商材にニーズがまったくない」の2つがあり、これを改善するだけでも成果はかなり変わってきます。

「せっかくだから営業のスキルを活かしたい…」と感じる人は、商材を変えることを検討してみてはいかがでしょうか。

商材に疑問を持っているなら商材を変えたほうがいい

商材に疑問や不信感を持っているなら商材を変えたほうがいいです。

ある程度商材に納得していないと売りづらいから。

それなら友達や家族に薦められるような商材を取り扱ったほうが気持ちよく提案できますし、自然と成果は上がりますよ。

自信を持って薦められる商材を見つけるのは大変ですが、一つの目標として転職活動ができるかなと。

営業職は「離職率」が高い

そもそも営業職は離職率が高い職種になります。

下記のデータは「不足している職種はなんですか」という企業へのアンケートの結果。

不足している職種のデータ

引用元:@人事

企業が「不足している」と感じる職種は営業職が35%でトップ。

「なぜ不足しているのか?」に対して「退職による不足」と答えたのが57%。
(特に新規開拓営業が離職率が高い)

このデータを見る限り、営業職がどれだけ離職率が高いかわかりますよね。

要するに、営業を辞めること自体、珍しいことではないということです。

世間全体で見ると、営業を辞める人のほうが多いので、営業を辞めることに後ろめたさは感じなくていいかなと。

営業を辞めるという選択肢は「甘え」ではない

泣くサラリーマン

「でも今辞めたら甘えてるみたい…この先ためにならないんじゃ…」

営業を辞めるという選択肢は「甘え」ではありません。

ペンシルベニア大学の心理学者ギリハム氏は「多くの選択肢を事前にもっておくことが、精神を安定させる」と述べています。

例えば、旅行に行くからプランを一つ立てるとします。

でも電車の時間や天候などを考えると、プランA、プランBと選択肢を増やしていたほうが安心でき、楽しい旅行ができますよね。

要するに、戦略的な逃げ道を確保するほうが利口だということ。

すぐに「辞める」という決断をしなくても、「辞める」という選択肢を増やすことからはじめてみてはどうでしょうか。

営業に向き不向きな性格【営業経験者の感想】

ここで営業経験者の感想をもとに「営業に向いている性格」「不向きな性格」をちらっとご紹介します。

営業に向いていない性格

営業経験者が思う営業に向いてない性格は下記のとおり。

  • 恥をかくことを嫌がる
  • 自信をつけるよりも失敗を恐れる
  • 気遣いができない
  • 大きな目標から立ててしまう
  • 自分の利益だけしか意識できない
  • 失敗を恐れて萎縮する
  • 話下手ではなく「話したくない」

しかしこれらは努力すれば改善できるものばかりなので、まずは自分のマイナス部分を知ってすこしづつ矯正していけば問題ないかと。

営業に向いている性格

営業経験者が思う営業に向いている性格は下記のとおり。

  • 負けず嫌い
  • 自信をつけるために行動する
  • 小さな目標から立てられる
  • お客様第一に考えられる
  • 目的がはっきりしている
  • 初対面でも物怖じしない
  • キモチの切り替えが早い

仮に上記のことに該当していなくても、経験を積むことで当てはまるようになることもあります。

実際に営業を辞めた人の「辞めた理由」|まとめ

ここでは実際に営業を辞めた人の「辞めた理由」を簡単にまとめてみました。

営業職を辞めた理由

機会を売る営業してたんですが、商品力の限界を感じたから

出される新商品は同じようなものばかり
100グラム軽くなったとか、稼働が10秒長くなったとか

誇張して売らないといけないしなんともいえない気分で数字を追ってたな~
総合商社の営業マンとか尊敬しかないわ

引用元:Twitter/November 10, 2019

短期間ですが20代の頃、【飛び込みの営業をしてた】

辞めた理由は上司の言葉、

「オートロックマンションの玄関は、住人のふりをして自然に突破しろ」
「犯罪では?」との質問にも「でないと訪問リストが玄関で一瞬でなくなるぞ?」だった。

娘、息子の前でも、同じ事が言えたのでしょうか?

引用元:Twitter/September 5, 2019

新卒で入った会社も営業の後輩の子が1年以内に辞めて、その辞めた理由が「ここでは人間として扱われないので」と話したにも関わらず上は「営業なんだからされなくて当たり前だろ、根性なし」と言ってたからなぁ

引用元:Twitter/October 17, 2021

新卒のとき、営業で入った会社を辞めた理由のひとつにコレがある

「自分が信じていないものを売る、これほど人の心を殺す行為はない」

引用元:Twitter/June 26, 2018

朝6時から夜12時まで仕事。深夜3時まで宅建や接客の勉強。週1日の休みは、社長につれられてゴルフ。この生活が約3年続いていました。最後営業は1人だけ

辞めた理由はマーケティング業へ挑戦
やりたい事やれると思って辞めたから、やる気全開ですごくがんばれた

引用元:Twitter/June 29, 2021

1ヶ月で未経験の営業職を辞めた理由

建前(転職の際)の理由

・聞いていた雇用の内容と違った
・長く働くイメージが持てなかった

本当の理由

・残業代超過分支給なし(朝6時に上司の家へお迎え、帰宅は21時)
・人格否定(運転下手なのは、仕事でもそうなるなど、罵声の中取引先へ)

つづく

引用元:Twitter/August 1, 2019

会社があまりにもブラックすぎたのと、社内の人間関係がクソすぎたのと、営業手段が詐欺紛いにしか思えんくなってしまったのが保険営業を辞めた理由。

引用元:Twitter/October 21, 2021
【要するに辞めた理由をまとめると…】
  • 商品に魅力がなく提案する気がなくなった
  • 上司の暴言に不信感を持った
  • 不当な扱いをされた
  • 良い商品を売ってないという自責が生まれた
  • 他にやりたいことが見つかった
  • 業務内容がハード過ぎた
  • 営業の手法に疑問が出てきた

余談ではありますが、稀に退職を引き止められることがあります。

しかし引き止められて残留したとしても遅かれ早かれ辞める方のほうがダントツに多いです。

なので引き止めには乗らないようにしましょう。

引き止めに関しては退職を「引き止められた時の断り方」残ったときはどうなるのか?が参考になるかなと。

営業から異業種へ転職【どんな職種を選んだ?】

次に、営業を辞めて異業種へ転職した人に「次はどんな職種を選んだのか」を知人などに聞いてみました。

男性 保険営業→インターネットマーケティング
【転職時の年齢:31歳】

もともとインターネット業界に興味があり、ブログを通して独学で勉強していました。

30歳を目前にしたときから、もっとニーズがある仕事がしたいと考え転職を決意。

家族には反対されると思いましたが、案外すんなり賛成してくれたのが良かった。

男性 配置薬営業→介護士
【転職時の年齢:27歳】

配置薬の営業は、高齢者を相手にすることがほとんどだったので、自然と「今度は介護士になろう」と思いました。

年収は減りましたが、プレッシャーがなくなり気が楽になりました。

今思えばなんであんな辛い思いをしてまで稼いでいたんだろうと思います。

自分にとってなにが必要か不必要かを考えたほうがいいかもですね。

男性 新規開拓営業→経営コンサルタント
【転職時の年齢:28歳】

モノを売ることに限界を感じ、どうせなら人に何かを教える立場になりたいと思い経営コンサルに転職しました。

未経験だったので転職活動にも苦労し、仕事も大変でしたが、慣れてしまえば営業よりも数段楽で楽しいです。

女性 ルート営業→ファッション企画マーケティング
【転職時の年齢:23歳】

もともと営業職か、ファッションの販売職で悩んでいました。

営業をやってみて早い段階から「向いてないな」と感じたので、早々にファッション系の仕事を探し始めました。

販売員だと将来が不透明なので、潰しが効きそうな企画やマーケティングを探しました。

結果良い企業に拾ってもらったので満足しています。

女性 保険営業→ヨガインストラクター(独立予定)
【転職時の年齢:33歳】

保険営業をしていましたが、わたし自身ボロボロになって保険を使う羽目になりそうだったので退職。

もともと運動が好きでヨガに興味があったので飛び込んでみました。

結果上手くいって、独立も視野に入ってきたので正解でした。

ちなみに独立の準備では保険営業のスキルが役に立ったことが少し嬉しいです。

今回紹介した人達は、もともと興味がある分野を選んだり、前職の流れから業種を選んだりしているのが特徴的ですね。

上記のような選び方も視野に入れ、転職活動の参考にしてみてはどうでしょうか。

転職に自信がないときの対処方法

結論、転職に自信がないときは、転職エージェントに登録するのもアリかと。

転職エージェントを利用することで、自信がない原因を解決してくれます。

転職に自信が持てない主な原因は下記のとおり。

  • 今のスキルが他社で通用するか不安
  • どんな職種があるかわからない
  • どんな企業があるかわからない
  • 選ぶ基準がわからない
  • 転職方法がわからない

これらすべて無料で教えてくれます。

仮に他社では通用しないスキルだったとしても、これまでの経験を活かした職種も提案してくれるので、一つの意見としては参考になると思います。

転職は求人数を増やすことが大切

転職は求人数を増やすことが大切。

なぜなら求人数が増えると、マッチする企業が見付かる確率も増えるから。

例えば、求人サイトのリクナビNEXTだけ見ていても、求人数は変わりませんよね。

でもマイナビやDODA、転職エージェントなど色々なツールを利用することで目にする求人数は増えます。

転職エージェントにも未公開求人などもあるので、求人数を増やすためにも選んでおきたいツールかと。

しかもすべて無料ですし、得ることがあっても、失うものは何もありません。

まとめ|まずは行動を。

  • 営業を辞めても職種はたくさんある
  • 「転職」という選択肢を増やすことも大切
  • 在籍しつつ転職活動すれば余裕がでる
  • 商材を変えれば上手くいくことがある
  • 営業は離職率は高いから辞めるには珍しくない

頭で考えても答えはでないので、まずは行動しましょう。

辞める辞めないは別として、まず選択肢を増やすことが重要。

転職活動を並行しながら働くのはすこししんどいですが、活動することで道は開けると思います。