退職代行のその後|周りの目や転職に悪影響はないのか?実際に使った人に聞いてみた

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[char no=”11″ char=”悩む人”]「退職代行を使いたい…でも転職に影響でないかなー。
世間体も気になるし…
実際に使った人ってその後どうなってるんだろう…」[/char]

そんなお悩みありませんか?

実は、退職代行を使った人のほとんどが、はじめは同じ悩みをもっているんです。

では、なぜその人たちは退職代行を使うことに踏み切ることができたのでしょうか。

今回は「実際に退職代行を使って退職した」友人の弟に協力してもらい解説していきます。
(インタビューあり)

【この記事の対象者】
  • 転職代行を使ったら世間はどんな反応をするか知りたい
  • 実際に退職代行を使った人のその後を知りたい
  • 退職代行をつかっても問題ないということを知りたい
  • 退職代行を使って早く開放されたい

この記事を読み終える頃には「意外と大したことない」ことに気づき、明日にでも踏み切ることができるでしょう。

では、最後までお付き合いください。

ちなみにわたしは、現在2店舗の飲食店を経営しており、コンサルとしても活動しています。経営者としての目線でも話しているので、ぜひ参考にしてください。

退職代行に対する世間(ネットやリアル)の反応

まずは退職代行に対する世間(ネットやリアル)の反応を見ていきましょう。

【ネットの声は以下】

どうでしょうか。

否定的な意見もありますが、SNS内では事情を理解し賛成する人のほうが多くいました。

では、次はリアルな声を聞いてみましょう。

【リアルな声は以下】
(友人、同僚、親族に聞いてみました)

「どんな会社であれ人との繋がりを無視した行動は止めるべき」

「おれはありえないと思う。だって無責任でしょ?引き継ぎもしないで逃げるのって」

「代行使うとかバカでしょ(笑)そんなヤツとは仕事したくないし、もしオレが社長なら雇わないね」

「わたしが20代のときにあったら使ってたと思う。ブラック会社なら使われて当然でしょ」

「良いサービスだと思うよ。だって時間もったいないじゃない。世間体気にするより時間を気にしたほうが利口だよ」

「代行を使われる会社が悪い」

「別に問題ない。会社的には退職までの1ヶ月~2ヶ月分の給料払わないで済むから(←社長の意見)」

「どんな辞め方しても残る人間からは文句言われるからね。会社なんてそんなもん。結果は変わらないから使っても問題ない」

わたしの周りでは否定派3割、賛成派7割ほど。

年齢別で見ると、40代~50代の人はほぼ否定派、20代~30代が賛成派が多い印象を受けました。

では、実際に退職代行を使った人の「その後」について見ていきましょう。

実際に退職代行を使った人のその後|周囲の反応や転職に影響はあったのか?

わたしの友人の弟が5年努めた会社を退職代行を利用して退職しました。その後の周囲の反応や転職活動に影響があったのかを聞いてみました。

Q.まず、退職代行を利用した理由はなに?

「一度上司に退職の相談したんですが、そのとき引き止められてしまって…自分自身ちょっと押しに弱いところがあるからそのまま話が流れてしまいました。そして再度相談したら『そんな無責任なこと言うな。とにかく頑張れ』と言われたんです」

「そのとき『無責任…とにかく…。この人に何言っても無駄だな』と思ったんです。話もまともにできないし、退職に否定的だったので退職代行を使って辞めたんです」

Q.なるほど。では会社を辞めたいと思った理由は?

「将来が不安になったからです」

「そこの会社は家族経営で、管理職になるのはほぼ親族。仕事もただ言われたことをするだけなのでやり甲斐もありませんでした。まぁそんな会社を選んだオレが悪いんですが…」

Q.そういう会社けっこうあるもんね(笑)
では本題なんだけど。退職代行を使って、その後に周囲の反応や転職活動に影響がでたと感じたことはある?

「退職代行を使ったことは兄には話しました」

Q.兄ちゃんなんて言ってた?

「――笑ってました(笑)『マジかおまえ?どうやった?オレも使おうかなー』って…」

「内心はわからないですけど、笑ってくれたときは何かスッキリしました」

Q.なんでスッキリしたの?

「んーなんでかな。多分罪悪感や後ろめたさがあったんだと思います。会社を辞めたことは後悔してないけど…やっぱり世間体が気になりますよね。退職代行ってあんまりイメージ良くないし」

Q.確かにね…転職活動ではどうだった?影響あった?

「んー…影響…ないですね」

Q.なにも?

「はい」

「っていうか、それ聞かれるまで退職代行を使うことで転職に影響があるって考えもしませんでした(笑」

「だって、別に悪いことした訳でもないですし、業務や引き継ぎに関しても『あいつがいないと仕事がまったくできない!』っていう事でもなかったんです」

Q.面接では退職理由とか色々聞かれるよね?そのときはどう答えたの?

「――不思議なこと聞きますね(笑)」

「面接って退職理由は聞かれますけど、『辞めたときに退職代行とか使った?』なんて聞かれませんよ(笑)」

Q.たしかにね…なら「もしかしたら前の会社に連絡して確認とるかも!」って不安はなかった?

「あーなかったですね。大体そんなことするのって昭和の会社くらいでしょ?しかも個人情報保護法に反することですし、もし確認取る会社ならこちらから願い下げです」

Q.なるほど…参考になるね。
んじゃ最後に、退職代行を利用するか迷っている人に一言

「なんですかそれ(笑)」

「えー…退職代行ってイメージ良くないのは確かで、批判される対象になる可能性もあると思います。でも世間って幽霊みたいなもんで、実態はないと僕は思っていて。なんて言うか、実態のないことに意識するよりも、自分にとって何が正解かを意識したほうがいいと思っています」

「僕の細かな状況なんて世間は知らないでしょ?だから世間って結果だけ見て批判するんですよ」

「プロセス知らないのに批判する意見なんて意味ないですよ」

「僕は退職代行を使って正解だと思ってますし、使っても問題ないと思ってます」

「なので、なにも気にせず利用してもいいと思います。実際に使ったら『こんなもんか』ってなりますよ(笑)」

以上が退職代行を利用した方のその後でした。

実はわたしもはじめは退職代行に対して否定的な意見でした。なぜならわたしも経営者で、そんな事されたら迷惑するからです。

しかし周囲の意見などを聞いているうちに「あ、なるほどね…」と感じだしたんです。

「退職代行はありえない!」は逆に無責任で偽善者だ

以前のわたしは「退職代行を使うヤツはありえない!」と思っていました。ですが今は賛成派です。さらに言えば、批判する意見に対して「それは逆に無責任で偽善者だ」と考えるようになりました。

なぜなら…

  • 批判するヤツは実際にブラックで働いたことがないから
  • 理想を語っているだけだから
  • 社畜にプライドを持った人が批判しているだけだから
  • その人の健康被害を考慮した意見ではないから
  • まともな会社は意外と少ないから
  • 会社は社員の健康を守る義務があるから
  • そもそも常識なんて人によって違うから
  • 実際社員のことを真剣に考えてる会社は極僅かだから

経営者であるわたしが言うことではないと思いますが、でもこれが本心です。

実際、退職代行を使うことに何がダメなのか明確ではないですよね。

「同僚、上司に迷惑がかかる」「会社に迷惑がかかる」といいますが、実際ひとひとりいなくなったくらいで仕事がまったく回らないことってありますか?

それはフォロー体制を整えていない会社に問題があります。さらにフォロー体制が整ってない職場は、日頃から問題が多い場合もあるんです。

フォロー体制を整えていない会社自体、労働者に迷惑をかけているんですね。

こういったことから、退職代行を利用する人だけを批判するのは間違いであり、無責任な偽善者だとわたしは考えています。
(これうちの従業員に話したらどうなるかな…怖っ)

なぜ退職代行を使うことに罪悪感や後ろめたさがあるのか

退職代行を利用することは悪いことではありません。ですがなぜ利用者は「罪悪感」や「後ろめたさ」を感じてしまうんでしょうか?

わたしが考える理由は1つ。

少数派の行動を選んだからです。

人は「人と違う行動=常識から外れた行動」と勘違いしがちです。さらにこの勘違いは「人と違う行動をした」本人が一番感じてしまいます。

その結果、「わたしは常識がない…」「元上司や同僚から陰口言われているんだろうな…」と想像してしまい、それが罪悪感だったり、後ろめたさに変わってしまうんです。

ですが、あなたが思っているよりも周囲の人は気にしていません。

はじめは話題になるかもしれませんが、一週間もすればその話もなくなり、1ヶ月もすれば「そんなこともあったね!」と完全に過去のものになってしまいます。

なので、罪悪感や後ろめたさを感じる必要もありませんし、負い目を感じなくても大丈夫です。

世間は意外と他人に興味はありません。

間違った退職代行を選ぶと無駄なお金を払う羽目に…

どうでしょうか?

ここまで読んだら少しは退職代行を使うことに抵抗はなくなってきたんじゃないですか?

もし退職代行を使う心の準備ができれば次は退職代行選びです。

ここで少し退職代行について話していきます。

退職代行業界には数々の企業が参入し、独自のメリットを持った退職代行があります。

そこで注意したいのが「あなたの目的に合った退職代行を選ぶ」ことです。

目的とそぐわない代行を選んでしまうと、退職ができなかったり、無駄なお金を払う羽目になってしまいます。

そうならないために、退職代行は慎重に選ぶ必要があるんです。

そこで紹介するのが「目的に合った退職代行の選び方」。

これを見ればあなたに適した退職代行がわかります。ぜひ一度目を通してみてください。

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まとめ

  • 何にでも否定的な人は必ずいる
  • 否定的な人はただ経験と知識がないだけ
  • 実際退職代行を使っても損はない
  • 罪悪感や後ろめたさは幻想に近い
  • 退職代行を利用しても転職には影響はない

一経営者であるわたしであっても、退職代行は労働者にとって便利なサービスだと思います。

さらにわたしは、退職代行を使われないようにこれから店舗の問題点を探って改善していこうとも思いました。

おそらく経営者にとっても会社の問題を改善するいい機会になると思います。

なので、利用者は「わたしが退職代行を使ってやるんだから、問題に目をそむけず、これから改善するんだぞ」という気持ちで利用することをオススメします。

退職代行は会社にとっても良いサービスです。

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