『定年まで肉体労働するのはキツいな』
『肉体労働以外で、30代から転職できる仕事ない?』

肉体労働の欠点は、歳を取るにつれて仕事が辛くなってくる事です。

しかし、転職しようとしても、肉体労働しか経験がないと不安になりますよね。

この記事では、そんな不安を抱える肉体労働者達に、経験があまり無くてもできる、非肉体労働の仕事を紹介します。

『定年まで肉体労働では働けない』
と感じる部分

一般的に、『定年までこの仕事をするのは無理だな』と思う仕事は肉体労働です。

その理由は、若い頃は大丈夫でも、必ず40代から次第に体力が無くなっていき、歳を取るにつれて仕事がキツくなってくるからです。そして、一番危惧しなければイケない事は、体力的に辛くなってくる年齢になった時には、もう他に転職する仕事があまり無いという事。

肉体労働にもメリット・デメリットはありますが、もし無理に感じたときは転職を考えたほうがいいかもしれませんね。

30代から定年まで無理なく働けるおすすめな仕事

ダンプ・バス運転手

  • 肉体労働:無し
  • 平均年収:350~450万円
  • 一人作業が多い

大きな車を運転するので、気疲れする事はありますが、比較的年齢を重ねてもできる仕事になっています。

年収に関しても、全国の平均年収が430万円程度なので、悪くはない収入になります。

▶ダンプ運転手の仕事内容&給料

重機オペレーター

  • 肉体労働:ほぼ無し
  • 平均年収:380~480万円
  • 一人作業が多い

重機オペレーターは、基本的に重機を使っての作業になりますので、肉体労働はありません。

細かな作業がある場合は、多少の肉体労働はありますが、1日中作業する事は、基本的にありません。

最近では、重機の免許を習得する人が減ってきているので、重機の免許を持っている人は、かなり重宝されるようになります。

VIP専属(役員)ドライバー

1番おすすめ

  • 肉体労働:無し
  • 平均年収:450~500万円
  • お客との関わりはある

VIP専属(役員)ドライバーは、政府関係者、国内外のVIPを、様々な目的地へ移動、送迎する仕事です。

あまり知られていない仕事ではありますが、意外にも年収が良く、未経験でも入社しやすい環境になっています。

さらに、ホスピタリティ・ドライビングが重要視されているので、比較的時間に追われる事なく、仕事に集中する事ができます。

プログラマー

  • 肉体労働:無し
  • 平均年収:500~600万円
  • 人と関わる事が比較的多い

最近では、ITエンジニアの分野が活発になってきており、その中でも、プログラム言語を使ったプログラマーが人気です。

その理由は、ITエンジニアの中での末端の仕事になり、比較的覚えやすい分野になっているからです。ネットなどでも、プログラミングについての情報が多くありますので、独学で勉強して転職する人も中にはいるようです。

しかし、プログラマーの平均年齢が20代前半という事もあり、30代では少し現実離れした案件です。

なので、もし、プログラマーに興味があり、プログラマーになりたいと思うのであれば、フリーランスの道しかありません。

フリーランスになるまで人一倍の努力は必要ですが、成功した時の見返りはかなり大きくなります。

環境調査

  • 肉体労働:ほぼ無し
  • 平均年収:350~450万円
  • 人と関わる事が比較的多い

環境調査とは、水質調査、騒音調査、生物調査、土壌調査など、環境に関連した調査をし、それを自治体や国に提出する仕事になります。

専門性が高く、資格習得などが必要になりますが、肉体労働はほぼ無く、調査と分析がメインの仕事になります。

しかし、冬季に実施される交通量調査になると、24時間勤務などがあり、その時は多少体力的に辛い場合があります。
(しかし、待機する事がメインなので、防寒さえしっかりしていれば、あまり問題はありません)

テレフォンオペレーター

  • 肉体労働:無し
  • 平均年収:350~450万円
  • 一人作業がメイン

肉体労働は皆無。男性のオペレーターも活躍する事ができる仕事です。

お客とのやりとりがメインになり、多少気疲れする部分もありますが、基本的にマニュアルに沿ったトークになるので、機械的にこなしていけば、比較的楽な仕事だと言えます。

逆におすすめしない仕事

  • 鳶職
  • 荷揚げ屋
  • 引っ越し屋

体力的な面だけで言えば、この3つは必ず上位に入る職種です。学生時代に運動部に所属していない人は、3日以内に9割辞めます。(※実体験での感想)

運動部に所属している人でも、半分は辞めていく、かなり人を選ぶ職種になっています。しかし、その反面、一般のサラリーマンよりも年収が良く、一気に貯金したい人には向いているかもしれません。

鳶職や荷揚げ屋では、年収700万円を超える事も可能なので、将来的に目標があって、体力に自信がある人なら、おすすめできる職種かもしれません。

まとめ

肉体労働は、特別なスキルがなくても高収入が期待できる職種です。実際に、肉体労働を定年まで勤め上げる人も沢山いますし、そういった人は、定年後も元気に生活しています。

しかし、そういった人達は『俺にはこの仕事しかない』『この仕事が面白い』と、吹っ切れている人達です。もし、あなたが『定年までは無理だ』と思っているのであれば、それは転職するタイミングでもあり、転職しなければいけない状況だと思います。

肉体労働でない仕事を選ぶ事で、不安がなくなり、安定した生活が送れるのであれば、転職する事をおすすめします。