古着屋の給料は安い?働く前に知っておきたい古着屋のメリット・デメリット

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古着屋で働きたいけど、やっぱり給料って安いの?

こんな疑問に答えていきます。

わたしは18歳からアパレル販売員として10年ほど働いてきました。古着屋との付き合いもあったため、当時のお金事情や将来性なんかも話したものです。

その情報をもとに「古着屋の給料」や「古着屋で働くメリット・デメリット」なんかを話していきます。

古着屋の給料(年収)は安い

古着屋

古着屋の平均年収は以下

  • 個人経営の古着屋:200万円前後(月給15万前後)
  • 企業の古着屋  :250万円前後(月給20万前後)

古着屋の年収は、正社員だとしても、アパレルの平均年収よりも安い傾向にあります。

理由としては、客単価が低いことが原因です。

一般的なアパレルショップと比べると単価も安いですし、安く仕入れているといっても売値も安くしているので単価は安くなります。

さらに、近年では様々な企業が参入していることもあり、値崩れが起き、さらに利益率が悪くなっているようです。

そういった背景から一般のアパレルに比べると給料が安くなってしまいます。

古着屋に正社員はある?

先ほども説明しましたが、個人経営の古着屋で正社員として雇ってくれるところは、ほぼありません。

比較的規模の大きい古着屋でも、正社員から採用する会社は少ないでしょう。アルバイトから入社し、数年後に正社員としていうルートが一般的です。

古着屋で働くメリット

古着屋で得られるメリットは以下

  • 知識が豊富になる
  • 買取に必要な目利きが養える
  • コーディネイトが上手くなる
  • 希少価値のある古着に出会える
  • 独立できる

古着屋は、さまざまなジャンルのアパレル商品があり、買取する古着屋なら、それについての勉強が必要になります。
そういった事から、アパレル商品全般の知識が豊富になり、目利きも養えることができます。

さらに稀ではありますが、かなり希少性の高い商品が舞い込んでくることがありますので、その時は『古着屋で働いててよかった』と思えるかもしれません。

古着屋は、様々な洋服を取り扱うので、セレクトショップで働くよりも、断然コーディネートの力もつくでしょう。
こういった事から、将来的に独立できる技量を自然と養うことができるので、独立を目的とするなら、古着屋で働くメリット(魅力)は大いにあります。

古着屋で働くデメリット

古着屋で働くデメリットは以下

  • 給料が少ない
  • 独立しないと将来性がない

古着屋のデメリットといえば金銭面だけです。

一般のアパレル販売員と比較しても年収で100万円以上の差がつきます。それをどう捉えるかは人それぞれですが、やはり生活面では不安が残るでしょう。

独立も考えていなければ将来性も不安になると思います。

もし「古着が好きなんだ!」「古着屋で働きたいんだ!」という人は、独立に向けて頑張りましょう。

古着屋が他のショップと違う所

  • 系列店が少ない
  • 個人経営が多い
  • 買取査定がある
  • 積極的な接客はない
  • 同じ商品はない

一番の違いは、買取査定がある古着屋です。仕入れ方法は色々ありますが、個人から買取して仕入れている古着屋は、査定業務もあるので、幅広い知識が必要とされます。

同じ商品がないのも、古着屋の特徴です。基本的に同じ商品をロット買いしないので、1点物の商品が多く、二度と出会えない商品ばかりなので、良い商品に関しては、希少性が高くなります。

希少性の高い商品や、デザインが良い商品を売る事が仕事ですが、オーナーや店長によって、一点物を先に買う事ができるのも、古着屋の魅力でもありますね。

古着屋はアパレル業界に入らない?

厳密に言うと、古物商になります。ゴミ資源再利用業界とも呼ばれる事もあります。

古着は、『リサイクル』に当たるので、どうしてもアパレル業界とは別の分野になり、アパレル業界人からすると『イヤ違うでしょ』と言われれる傾向にあります。

古着屋の仕入れ方法

古着屋ごとに仕入れの方法は違います。

  • ノンブランド込みで買取して売る古着屋
  • ブランドのみ買取して売る古着屋
  • コンテナ買いして売る古着屋
  • 海外から買い付けて売る古着屋

古着屋は、大体この4種類の仕入れパターンがあります。個人経営している古着屋は、海外からの買い付けがメインで、比較的規模が大きい古着屋は、お客からの買取やコンテナ買いがメインになっています。

古着にも種類がある

  • 古着
  • ヴィンテージ
  • ブランド古着

古着:定価よりも安くなった物
ヴィンテージ:付加価値が加わった物
ブランド古着:高ブランドの古着

というように、古着でも色々と分類されています。しかし、古着の分類に関しては、かなり曖昧な部分があり、古着屋によって呼び名が違う場合があります。

古着屋の気になる疑問

アパレル業界とは少し違う古着屋ですが、もし働くとなると、気になるのが給料などの待遇ですよね。

すべての古着屋に当てはまる訳ではありませんが、目安として紹介していきます。

古着屋の求人はある?

個人経営の場合は、店舗に求人情報を貼っている場合があいます。しかし、基本的に、個人経営の古着屋にはあまり求人を募集していない傾向があります。

規模の大きい古着屋に関しては、比較的ネットなどで募集しています。しかし、セレクトショップやブランドショップに比べると店舗数が少ないため、どうしても求人数は多くありません。

もし、希望する古着屋で働きたいなら、直接スタッフに聞いて、面接だけでもしてもらえるように頼むのもアリです。

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古着屋に努めて困った事

  • お客が知識豊富
  • ホコリが凄い
  • 一人で働く

当たり前ですが、古着屋には、古着好きが集まります。なので、自分よりも知識があるお客に出くわす確率が大いにあり、少し恥ずかしい思いをする事があります。

古着屋は、毛羽立った商品が多いので店内がホコリっぽくなります。その為、鼻炎になったり、くしゃみが止まらなくなる事が、人によってはあります。

個人経営の古着屋は、店舗内が狭いことが多いので、スタッフが一人で回せることがあります。そういった場合は、一日中1人で店舗を回すところもあります。
※信用されるまで、一人になる事はありません。

古着屋の

まとめ

  • 古着屋は1点物の宝さがし
  • 古着にも種類があり、奥が深い
  • 査定ができるほど、目利きが身に就く
  • 給料は比較的少ない
  • 独立できる技量がつく

セレクトショップや、ブランドショップよりも年収は低いですが、知識や目利き、希少価値の高い商品との出会いなど、様々なメリットがあります。

最終的に、古着屋で個人のお店を開業したいなら、個人経営の古着屋で修業し、経営のノウハウを勉強するといいでしょう。

古着屋の仕事内容に関してはこちらの動画を見ると良いと思います。

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