【使用歴2年】後悔しない真空パック機の選び方|目的に合ったおすすめ5機種紹介

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真空パック機買いたいけど、どれを選んでいいかわからない

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  • どんな性能や機能を選べば良いの?
  • ランニングコストはどうなの?
  • 真空にしたら期間はどこまで伸ばせるの?

真空パック機にも様々な機種があります。目的に応じて選ばないと「買ったけど使わなくなった」なんて事になるかも。

そこでこの記事では後悔しない選び方と、いくつかの疑問についても答えていこうと思います。

著者は真空パック機を使って2年ほど経ちます。機種もいくつか使っているので少しは参考になるかなと。

真空パック機の選び方

真空パック機を選ぶポイント

  • 「卓上タイプ」か「ハンディタイプ」か
  • 吸引力は強いか
  • 袋は「使い捨て」か「使い回し」か
  • 液体・汁物をパックできるか

真空パックは大きく分けて卓上タイプかハンディタイプかで分かれます。

さらにそこから吸引力や袋の種類によって選び方が変わってきます。

卓上タイプとハンディータイプの特徴

卓上タイプの特徴ハンディタイプの特徴
卓上スペースが必要コンパクトで収納しやすい
脱気力が強いタイプが多い脱気力が卓上と比べると弱い
使い捨て袋が多い使い回し袋が多い

選ぶ判断基準としては…

  • コンパクトさを求めるならハンディタイプ
  • 脱気力や機能にこだわるなら卓上タイプ

っといった感じです。

ハンディタイプは手軽で収納しやすく、キッチンスペースに余裕がなくてもOK。さらに充電タイプなので取り回しもGOOD。

卓上タイプは脱気力が強く、他機能(ロールカッターや汁物対応など)なので様々な使い方ができるのがメリット。

ハンディタイプだからまったく脱気力がないわけではなく、ただ卓上と比べると弱いというだけ

脱気力(吸引力)で何が変わるのか

脱気力(吸引力)で保存期間の長さが変わります。

家庭用(50kPa~100kPa)”袋の中”の空気を脱気する
業務用(120kPa以上)”食材の中”の空気も脱気する

業務用になると食材繊維の中の空気も脱気できるようになるので、家庭用よりも保存期間は長くなります。(要するに乾物に似たような状態になる)

しかし家庭用でも食品に表示されている保存期間のおよそ2倍長持ちさせることができ、さらに冷凍すればもっと期間を伸ばすこともできます。(食品によって違いあり)

袋は「使い捨て」か「使い回し」か

真空パック機には2種類の袋があり、どちらもメリット・デメリットがあります。

使い捨て袋のメリット・デメリット
メリット洗う手間がない
ニオイ移りがない
好きな大きさにカットできる
デメリットランニングコストがかかる
ゴミが増える
使い回し袋のメリット・デメリット
メリットランニングコストがあまりかからない
ゴミにならない
デメリット洗う手間がかかる
袋の単価が高い
ニオイ移りがある
衛生面が気になる
袋の数が足りなくなる可能性がある

選ぶ判断基準としては…

  • 洗い物を増やしたくないなら使い捨てタイプ(洗い物が苦手な方)
  • ランニングコストを抑えたい方は使い回しタイプ

ランニングコストを考えると使い回しがおすすめですが、使う頻度が多いと袋も劣化するので、買い直しでコストがかかる可能性があります。

袋の種類使い捨てロール使い回し袋
セット内容600cm×4本(約110回分)25枚入り
価格約2500円約2500円
一枚あたりの単価約20円約100円

使い回し袋一枚を4回以上使えば使い捨てロールよりもお得になる計算になります。

[char no=”14″ char=”考える女性”]使い回し袋って何回くらい使い回せるの?[/char]

10回前後かなと。

これはあくまで個人の感想です。ほとんどのメーカーでは使用回数に関しての説明がないので。

しかし、使い方(冷凍解凍、湯煎など)によって袋の劣化が早くなり、空気漏れを起こす可能性もあります。(実体験)

余談ではありますが、似た袋のジップロックは殺菌すれば2~3回程度使えるという説明があります。
衛生面を考えるとあまり長く使うと心配になるかなといった感じです。

液体対応なら汁物保存も安心

スープ物や水分を多く含んでいる食材を保存するなら液体対応の真空パック機が良いです。

たとえば…

  • 漬け込み肉・魚
  • 茹でたブロコッリーやアスパラ
  • キャベツの千切り
  • 肉じゃが
  • カレールー

特に茹でた野菜などは真空にして冷凍すれば一ヶ月ほど保存可能になるのでかなり便利かなと。(安い野菜をまとめ買いできる)

また、袋タイプではなく、キャニスタータイプやボックスタイプもあるので、食材に合わせて入れ物を変えることも可能です。

ここまでのまとめ

  • 手軽さを求めるならハンディー
  • 長期保存を求めるなら100kPa以上
  • 洗うのが面倒なら使い捨てタイプ
  • ランニングコストを重視するなら使い回し袋タイプ
  • 液体対応を選ぶならキャニスタータイプやボックスタイプもあり

では、これを踏まえた上で目的別おすすめ機種を紹介します。

真空パック機|目的別おすすめ機種ベスト5

ハンディタイプ:Zwilling ツヴィリング

ブランドZwilling ツヴィリング
タイプハンディタイプ(充電式)
パックの種類使い回しパック・キャニスターコンテナ
価格8,250円(2023年4月時点)
Amazon評価4.5
こんな人におすすめ
  • 手軽に使いたい
  • 取り出す手間を省きたい
  • 使い回し袋が良い
  • ボックスやキャニスターを使いたい
  • デザインにも拘りたい

ハンディタイプならツヴィリングがおすすめ。

なぜならユーザー評判が良く、パックやコンテナの耐久性もありコスパが良いため。スターターセット(本体、パック、コンテナ)を選んでも一万円を切ります。

ただ大量にパックするなら追加で購入が必要。他と比べるとパック、コンテナは少し高めの設定なので費用がかさむかも。

卓上タイプで脱気力抜群:FoodSaver

ブランドFoodSaver
タイプ卓上タイプ
パックの種類使い捨てロール
価格20,958円(2023年4月時点)
Amazon評価4.5
こんな人におすすめ
  • できるだけ食材を長持ちさせたい
  • 騒音が小さいほうがいい
  • 手入れが簡単な機種がほしい

家庭用で脱気力を求めるならfoodsaverがおすすめ。

その理由は脱気力に加え、静粛性があり、手入れしやすい設計になっているから。

脱気力があっても騒音が大きかったり、手入れが面倒だと使わなくなり後悔するかも。その点この機種は大丈夫です。

汁物対応の卓上タイプ:FoodSaver

ブランドFoodSaver
タイプ卓上タイプ
パックの種類使い捨てロール・キャニスターコンテナ
価格19,800円(2023年4月時点)
Amazon評価4.0
こんな人におすすめ
  • 水分を含んだ食材やスープ系をパックしたい
  • ボックスやキャニスターを使いたい
  • ボックスセットで安く購入したい
  • 脱気力も欲しい

汁物対応と脱気力を求めるならfoodsaverのコンテナセットがおすすめ。

脱気力もあるので腐りやすい汁物も中期保存できるメリットがあります。

これ一台でなんでも真空パックできるので使い勝手は良いかなと。

業務用真空パック機:真空パックん

ブランド真空パックん
タイプ卓上タイプ(業務用)
袋の種類使い捨てロール
価格52,800円(2023年4月時点)
Amazon評価4.5
こんな人におすすめ
  • とにかく強力に脱気したい
  • コンパクトな業務用パック機がほしい
  • 汁物もパックしたい
  • メンテナンスしたくない

家庭でも使える業務用真空パック機なら真空パックんがおすすめ。

その理由は、脱気力が強力な業務用にしてはコンパクトでスペースを取らないから。さらに汁物もパックできるのがメリット。

業務用はオイル交換など必要ですが、この機種はそんなメンテナンスもありません。

最低限の機能: アイリスオーヤマ

ブランドアイリスオーヤマ
タイプ卓上タイプ
袋の種類使い捨てロール
価格5,185円(2023年4月時点)
Amazon評価4.0
こんな人におすすめ
  • 最低限の機能でいい
  • 数週間保存期間を伸ばせればいい
  • とりあえず使ってみたい

試しに使ってみたい程度ならアイリスオーヤマの真空パック機がおすすめ

なぜなら本体代も安く、使い方もシンプルだから初心者にうってつけ。サイズもコンパクトで邪魔になりにくいです。

しかし、水気のある食材はパックできません。(やり方によってある程度までできる)

真空パック機はどんな人におすすめ?

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でも、結局使わなくなるんじゃないかな…どんな人なら重宝するの?

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  • 作り置きしたい方
  • 毎回作るのが面倒な方
  • 一回の買い物で数日分買いたい方
  • よく腐らせてしまう方
  • 休みの日にしか自炊できない方
  • まとめ買いをする方
  • ふるさと納税の食材を長期保存したい方
  • お肉、魚などの漬け置きをしたい方

特に一回の買い物で大量に食材を買ったり、作り置きしたい方ならかなり重宝するかなと。

休みの日に数日分の料理をして保存しておけば保存料なしの冷凍食品として食べることができます。(これかなり楽です)

逆にちょこちょこ料理を作ったり、残った料理も次の日には食べるって方にはあまり必要性を感じないかもしれません。

真空パックした食材はどれだけ鮮度を保てるのか?

食材通常冷蔵真空冷蔵真空冷凍
牛肉・鶏肉・豚肉約3日約5日約1年
約3日約5日約2年
野菜約1週間約2~3週間約一ヶ月
煮込み料理・スープ約3日約7日約10日
参考:食品別真空保存期間

真空冷蔵なら通常の約2倍ほど長持ちし、真空冷凍になると長期間の保存が可能になります。(食材や調理方法、真空状態によって変わる)

調理したおかずも真空パックすれば一週間は保存できるので、一週間分の料理を作り置きすることもできます。

真空パックにすると期限がわからなく事があるので、いつまでに消費する食材なのかをパックに書いておくことをおすすめします。

真空パック機で有名なメーカーはどこ?

ツヴィリングは調理器具を扱うメーカーで、プロの料理人や有名人から選ばれています。

ハンディタイプの真空パック機で、手軽さに加え吸引力も強くユーザーの満足度も高い機種です。

他にはアイリスオーヤマや山善といったメーカーも出していますが、有名どころで言えばツヴィリング一択。

専用袋以外でもパックすることできる?

[char no=”14″ char=”考える女性”]

真空パック専用の袋以外(たとえばポリ袋とか)でパックとかできないの?

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専用袋以外でパックすることができる機種はあります。

しかし、一般的なポリ袋ではできません。真空対応のポリ袋が必要です。

理由としては、一般的なポリ袋だと脱気や圧着時に袋が破れたりしてしまうから。

専用袋よりも真空対応ポリ袋の方が断然安くなるので、コスト重視ならおすすめできるかなと。

しかしレビューを見るとあまり評判は良くない

ラップと真空パックでは何が違うのか?

[char no=”14″ char=”考える女性”]真空パックじゃなくてラップじゃ駄目なの?[/char]

ラップだけでは冷凍焼けして鮮度が落ちてしまいます。

理由は、ラップだと完全に空気をキャットアウトすることは難しいから。(冷凍焼けすると食材表面に霜がついた状態になる)

冷凍焼けすると食材の水分がなくなり、パサパサになったり硬くなってしまう原因に。さらに旨味や風味も落ちるとも言われています。

冷凍しても美味しくなければ捨ててしまう可能性もあるので、できれば食材は鮮度を保った状態で保存したいですね。

まとめ

  • 長期保存したい、作り置きしたい人なら重宝する
  • 手軽さを求めるならハンディタイプのツヴィリングがおすすめ
  • 吸引力、汁物系なら卓上タイプがおすすめ
  • 真空にすると約2倍長持ちする
  • ツヴィリングが一番有名で評判が良いメーカー
  • 専用袋以外でも一応パックできる(でもオススメしない)
  • 鮮度を保ちたいならラップより真空パックが断然おすすめ

「試しに一回使ってみたい」程度ならアイリスオーヤマの真空パック機がおすすめかなと。

値段も手頃で操作もカンタンなので、初心者にはもっていこだと思います。

「また買い直すのが勿体無い」ならはじめから程度の良い機種を選ぶと後悔はしないかなと。

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