コロナの影響で「アパレル販売員はいらなくなる理由」業界の求人数から紐解く

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「コロナの影響で今後アパレル販売員はいらなくなるの?」

「ネットでは『販売員はオワコン』なんて書いてあるんだけど…」

そんな悩みに答えていこうと思います。

コロナの影響でアパレル業界の不振は加速状態。

そんな中で販売スタッフから『今後販売員はどんどんいらなくなるんじゃないか』『一番のリストラ対象は販売員』などといったネガティブな声が上がっています。

これからアパレル業界で働こうとしている人、すでに働いている人の不安は膨らむ一方でしょう。

しかし、「コロナの影響で販売員がいらなくなる」という情報は、半分正解、半分間違いです。

では、その具体的なことを話していこうと思います。

ちなみにわたしは、10年ほどアパレル業界に身を置いていた経験があり、いまでも当時の上司や部下、他店舗の友人ともつながりがあります。さらにわたしはフリーコンサルや飲食店を経営しているので、経営者目線を踏まえ、経験とコミュニティを使って今回の問題を話していきます。

アパレル業界の求人数の動き

まずはアパレル業界の求人数の動きを見ていきましょう。

コロナが騒がれはじめたのが2019年12月頃。これを境に求人採用が25%減少してしまい、大手アパレルメーカーでも販売員を対象とした早期退職者募集を募る動きがありました。 コロナが流行する前からアパレル市場は下落傾向にありましたが、コロナで拍車がかかってしまった状況です。

ですが、アパレルの求人数は意外にも回復傾向に入っていることはご存知ですか?

アパレル業界の求人数は回復傾向にある

こちらはアパレル転職に特化した企業、クリーデンスが発表した求人数の傾向です。

アパレル求人数をグラフにした画像
出典:クリーデンスからの情報資料を引用

 2019年12月~2020年5月まではコロナ感染初期であった為、企業は一時、資金確保などの理由から求人をストップしました。そのため求人数は減少傾向にありましたが、2020年6月以降、今度は将来の人員確保の為に求人を再開する企業が増えていき、前年比と比べると90%近くまで回復しています。

 こういった求人の動きは『今後の方向性が決まった』事が上げられ、それに向かった採用を実施している傾向があります。

今後のアパレル求人数

 『一時的な求人数の増加』と思われるかもしれませんが、企業は業績の立て直しや、今後の拡大を視野に入れた戦略が始まっており、アパレル業界内ではこれまでの職種+αを想定して動き始めています。  それによって今後も求人数の拡大はあると判断できます。

 では、なぜアパレル販売員は今後いらなくなるのか?

コロナの影響でいらなくなるアパレル販売員

アパレル業界の求人数は回復傾向にあるのに、なぜアパレル販売員はいらなくなるのか?

それは販売員以外の部門(例えばEC部門)に人材が集中しているから。そして「いてもいなくても変わらない販売員」を排除する動きがはじまったからです。

すこし言葉が悪くなってしまいましたが、これが現実です。

要するに「なにも考えず、何も目標を持たず、なにも成長しない人材はアパレル販売員にはいらなくなる」ということです。

ただ会社に在籍していれば飯が食える時代はとうに終わっています。これはアパレル業界以外でも同じこと。

アパレル販売員自体はなくなりません。ですが、能力値の低い販売員にとっては「コロナの影響で販売員はオワコンだ」と感じてしまうんです。

アパレル販売員の今後の展望は広い

販売員で入社したからといって一生販売員しかできない訳ではありません。IT化が進むにつれて様々な職種が増えますし、それに伴い雇用も増えます。(実際に増えている)

アパレル業界も今が転換期に差し掛かっています。そのことにより業界は不安定にはなっていますが、意外にも求人数は増えてきており、『求人が増えている=企業の展望が見えている』と判断できます。

今後販売員の数は減るかもしれませんが、販売員の必要性がなくなる訳ではありません。

逆に実力のある販売員は重宝されるでしょう。

アパレルに不安があったり、販売員として希望がないと思うのはまだまだ早いです。

アパレル業界もITを意識した求人が増える

コロナが流行する前からIT化に取り組んでいるアパレル企業はありましたが、これからはその勢いは増し、全企業がその方向へと舵を切っていくと予想されています。そういった中でEC強化、通販戦略は欠かせない分野になっていきます。
EC、通販の流れで、アパレル業界にもITを得意とする人材を確保する動きがすでに出てきていますので、アパレル業界では職種が増える傾向にあるんです。

一つの市場に一つの雇用体制が増えれば、その分利益は上がりまた雇用が増えます。『アパレル業界はもうだめだ』と言われていますが、ITを意識した企業が増えればまだ伸びる市場になるでしょう。

アパレル販売員の必要性

店舗や販売員は物を売る為だけに存在している訳ではありません。
EC、通販では直接お客と接することが出来ない為、お客から得られる情報は極端に少なくなります。なので、販売員は商品を提案すると同時にお客のニーズ、必要なベネフィットを掬い上げる必要があるんですね。
そういった事から販売員はあってはならない存在で、企業にとっては貴重な人材と言えます。

【最後に】他の職種が重要視される

 コロナ禍からの立て直しを図るにはこれまでの基軸から外れる必要があります。
そこで重要視される人材がEC、通販を軸とするwebマーケターとMD(マーチャンダイザー)です。

マーチャンダイザーとは商品開発から販売までの一連を取り仕切るポジションで、予算計算、トレンド分析やマーケティングなども含まれるオールラウンダーの様な存在です。

アパレル業界もIT戦国時代に入ってくるのでEC、通販を意識した職種が企業内部で作られてきて、職種を選ぶ選択肢が増えるでしょう。

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