「アパレル辞めたい…でもなんか辞めづらいし…転職自信ないし
…どうすればいいんだろう?」
[/char]そんな悩みを解決します。
わたしも18歳~29歳までアパレル販売員をしていましたが、アパレル販売員の限界を感じて辞めた人間です。
今思えばもっと早く辞めておけばと後悔…。
この記事ではそんなわたしの経験と元アパレル販売員のアンケートから作成しています。
[char no=”13″ char=”もぐら”]この記事を読むと辞めることへの後ろめたさが無くなり、転職にも自信がつくよ![/char]
アパレル辞めたいときの対処法【結論:早めの退職を。】
結論、辞めたいと思ったときは早めに退職して次に行ったほうがいいです。
特にアパレル販売員に拘りがなければすぐに辞めて問題ないかと。
アパレルは異業種と比べて給料や待遇が悪いですし、キャリアアップもしづらい職種なので他で頑張ったほうがやりがいはあると思います。
[char no=”14″ char=”考える女性”]「でも勤務年数が短いと転職に影響でないかな?」[/char]
転職理由がはっきりしていれば問題ありません。
逆に年齢が上がるほど転職は不利になる傾向があるので早めに判断したほうが吉!
アパレル辞めたいけど人手不足で辞めづらいとき
[char no=”14″ char=”考える女性”]人手不足で辞めづらい…どうすればいい?[/char]
すぐに辞めても問題ありません。
労働者はいつでも辞めれる権利がありますし、ぶっちゃけ辞める会社のことより自分のことを考えたほうが利口です。
「職場に迷惑かかるかも…」と感じるかもしれませんが、店長経験があるわたしから言えばあまり迷惑はかかりません。
迷惑というより面倒と思うのが正直なところ。
なので辞める会社のことを考える必要はありません。
アパレルを辞めるベストタイミングはいつ?
会社のことを思うなら閑散期に退職するのがベストタイミング。
閑散期なら人員が減っても支障が少ないので気兼ねなく辞めることができます。
アパレルの閑散期は下記のとおり。
閑散期 | 閑散期の理由 |
---|---|
2月 | 12月、1月にセールがあるのでその反動でお客の財布の紐が固くなる |
6月 | 6月はボーナス前だったり、7、8月の大型連休に備える傾向がある |
9月 | ボーナス後に財布の紐が固くなりがち |
10月 | 年末に向けての出費やセールの蓄え時期 |
では、次から元アパレル販売員の方達の意見を踏まえた内容を紹介します!
アパレル店員を辞めた理由は?
2021年9月、元アパレル店員108名に「アパレル店員を辞めた理由」をアンケートしました。
結果は下記のとおり。
- 将来に不安を感じた:33.2%
- 給料や休みが少ない:25.3%
- 接客に疲れた:17.2%
- やりがいがなくなった:7.6%
- ノルマが厳しかった:4.7%
- その他:12%
辞めた理由の原因は…
- コロナの影響でボーナスが減ったから
- 実店舗や販売員に必要性を感じなくなった
(会社がECに力を入れはじめたから) - 姉妹店が閉店しはじめたから
- 店長から上が詰まってる
- 店長になっても給料が変わらない
- コロナで売上が下がったから
- スタッフの数が足りない
- 会社が人材を入れてくれない
- もともとそういう会社だから
- 無理な笑顔が疲れる
- クレーム対応が辛い
- クセの強いお客を相手にするのが疲れる
- いつも同じ作業でつまらない
- 作業メインだから面白くない
- 仕事量と給料が見合ってない
- コロナでお客がいないのにノルマは以前と一緒だから
- 単純にスタッフが足りない
- 予算の組み方がおかしい
アパレルを辞めた理由のほとんどは「待遇への不満」です。
コロナの影響でその不満は不安へと変わっているのもありそうですね。
異業種に転職するならどんな職種が良い?
[char no=”14″ char=”考える女性”]「異業種に転職するならどんな職種が良いのかな?」[/char]
給料を重視するなら営業系、待遇を重視するなら事務系。
個人ノルマありのショップで働いていたなら、商品を提案する力がそれなりにあるので未経験者よりも飲み込みは早いと思います。
(実際わたしがそうでした)
事務系は休みや待遇がしっかり確保されているのでアパレルよりも数段ラクに感じるはず。
[char no=”14″ char=”考える女性”]「でも事務職なら給料めっちゃ減るでしょ?」[/char]
アパレル販売員の平均月収は17万円~20万円(総支給)と言われていますが、事務系の平均月収は20万~22万円(総支給)
アパレル販売員よりも事務の仕事のほうが需要があるので平均月収は高くなる傾向があるようです。
あくまで平均なので、雇用体制や会社によって月収は大きく変わります。ですがポテンシャルは事務のほうがあるかなと。
(簿記やMOS、秘書検定などの資格を習得すればかなり未来は明るくなる)
アパレルから異業種に転職した人が「選んだ職種」
ここでは実際にアパレルから異業種に転職した人が選んだ職種を紹介します。
女性 アパレル販売員→企画営業(広告系)
(転職時の年齢:23歳)
アパレル販売員に魅力を感じれなくなり退職しました。
もともと営業には興味があったけど、飛び込み営業はしたくなかったので企画営業にしました。
アパレルと違ってクライアントと長期的に話し合ったり、社員同士案を出し合うのが楽しいです。
女性 アパレル店長→旅行会社(カウンター営業)
(転職時の年齢:27歳)
立ち仕事で体力的に限界を感じ退職しました。
(給料や待遇にも不満があった)
旅行が好きだったのと、接客自体イヤじゃなかったので旅行会社のカウンター営業にしました。
旅行する前提で来店するお客ばかりなので提案しやすいし、座ってるから身体もラク。
ストレスは感じるけどアパレルのときほどではないかな。
女性 アパレル販売員→看護師
(転職時の年齢:25歳)
スタッフ同士のお客(個人売り)の取り合いがイヤになって辞めました。
看護師を選んだ理由は待遇がいいからです。
看護師なら年収450万は軽くいくので。アパレルだったら限られた人にしか無理。
男性 アパレルSV→ルート営業
(転職時の年齢:33歳)
転勤を繰り返す日々に嫌気がさして退職しました。
子供や嫁も最初は着いてきてくれましたが、さすがに短期間(2~3年スパン)の転勤には無理があり単身赴任していました。
でも、ふと「なにやってんだろう…」と思い転勤がない営業職に転職。
営業には興味があったけど、新規開拓には自信がなかったのでルート営業にしました。
男性 アパレル販売員→建設系
(転職時の年齢:24歳)
給料や待遇に不満があり退職。
憧れだけで入社したのが間違い。まったく合いませんでした。
身体を動かす仕事のほうが向いてました。
余談ではありますが、給料や待遇だけで職種を選ぶのはすこし危険です。
自分のできることを把握した上で職種を選びましょう。
アパレル業界内の転職はおすすめしません
個人的にアパレル業界内での転職はおすすめしません。
業界内をウロウロしても根本的な悩みは消えないから。
キャリアアップのために業界内転職するのは良いと思いますが、不満や不安があって辞めるなら異業種へ転職しましょう。
キャリアチェンジをお考えならアパレル販売員からキャリアチェンジできる職種一覧!をご覧ください。
まとめ|異業種に転職したほうが後悔しない
心理学者のトーマス・ギロビッチはこんな言葉を残しています。
「人間は、行動した後悔より、行動しなかった後悔の方が深く残る」
要するに考えるだけではダメってこと。
アパレル業界でキャリアアップしたりキャリアチェンジする選択肢もありますが、不安や不満があるならすぐに転職しましょう。