「態度が悪い上司との付き合い方がわからない」
そんな悩みに答えていきます。
短気な上司、言葉使いが悪い上司、はたまた手を上げる上司。社会には色々な悪い上司が存在します。しかし、そんな悪い上司でもストレスフリーで上手く付き合う方法があるんです。
『短気な上司』との付き合い方は?
- どこでキレるか分析する
- どこが悪かったか細かく聞く
- どう改善した方がいいか聞く
- どんどん話かける
短気な上司と上手く付き合う為には、どういった事でキレるのかを分析し、どこが悪かったかを聞く必要があります。
その理由は、怒る理由を知らないと、改善したり、対策する事ができないからです。
例えば、あなたが些細なミスをした時。上司が激怒したとします。あなたは、『なんでこんな些細なミスで怒るんだ』と思いますよね。
しかし、もしかすると、その些細なミスは、その先の過程で重要な部分かもしれません。さらに、もしかすると、同じようなミスを、以前もしていたかもしれません。
上司というのは、嫌な性格をしていようが、仕事に関しては知識と経験があります。それを踏まえた上で、どういった事に対して怒るのか、どこが悪かったかを聞いて短気な上司と上手く付き合っていきましょう。
一見面倒なように思えますが、これを最初の方にしておくと、後々楽になってきます。
『言葉使いが悪い上司』との付き合い方は?
- 言葉を変換する
- 元気な返事をする
- その上司よりも仕事ができるようになる
葉使いの悪い上司には、上司が言った言葉を変換し、元気な返事をするようにしましょう。
その理由は、言葉使いが悪い上司は、『上手く伝える言葉を知らないだけ』であって、弱気な者には、必要以上に態度が悪くなるからです。
例えば、『お前はそんな事もできねーのかよ!バカじゃねーのか!』これを、『もっと自分で考えたり、先輩の仕事を見て勉強しろ』と変換します。
そうする事で、自分自体が前向きになれますし、その上司に対しても『なんて不器用で優しい上司なんだ』と思えるようになります。っというか、そう思わないと、そういった上司とは付き合っていけません。
さらに、暴言を言われて弱気な態度を見せてしまうと、その上司はエスカレートしていきます。基本的に、言葉使いの悪い人間というのは、自分よりも弱いと感じた人に対して、かなり強い態度を見せてきます。
そうならない為にも、暴言を言われたら、元気に『了解しました!』『すいません!』『もっと頑張ります!』と、注意を受けない程度の大きな声で返事するようにしましょう。
そうする事で、上司が可愛がってくれるケースが多くあります。
『手を出す上司』との付き合い方は?
- 手を出さないようにお願いする
- 手を出さないように、他の上司にお願いする
- 手を出されないように仕事を覚える
まず、手を出す上司に対しては、正面から『手を出さない指導』をお願いしましょう。それが無理な場合は、他の上司から注意してもらう必要があります。
その理由は、手を出す上司は、基本的に注意してくれる人がおらず、見て見ぬふりをしている状況が続いているからです。
もし、そういった事ができない社風な場合は、とにかく仕事を早く覚え、その上司が納得できるように成長するしかありません。
しかし、体罰を与える会社自体問題があるため、拘りがない会社であれば、早急に転職する事をおすすめします。
(仕事を辞める基準として、仕事を辞めていいときをまとめていますので参考にしてみてください)
『無責任な上司』との付き合い方は?
- あやふやな状況を作らせない
- 責任を伴う部分は、上司にまかせない
- 間違った部分は確実に訂正する
無責任な上司と付き合う為には、責任が伴う部分をあやふやにしない事と、間違っている部分を確実に訂正する必要があります。
その理由は、上司に逃げ道を作らせない為です。
例えば、「この前と同じように」「適当にしておいて」「自分で判断していいよ」こういった指示が出た場合は、『この前とは、いつの事ですか?』『注意する部分はありますか?』『どこまで自己判断していいですか?』といった事を確認する事で、事前に責任を上司からもらうことができます。
さらに、上司が、明らかに手抜き作業をしていたり、適当な判断をしているのを見つけた場合は、『それは駄目です』と、はっきり訂正しましょう。
そうする事で、未然にトラブルを回避する事ができます。
『差別する上司』との付き合い方は?
- 差別されている理由を知る
- 優遇されている人の特長を知る
- 差別する部分ができる事を証明する
差別をする上司に対しては、差別されている理由を知り、優遇されている人の特長を知り、その部分が自分にもできる事を証明する必要があります。
その理由は、その差別する上司の判断が間違いっていると、本人や周囲に気づかせる為です。
差別をする上司は、『自分の都合の良い人』に対しては優しくします。それは、仕事面であったり、精神部分であったり。
なので、仕事面でその上司の役に立つ事ができれば、差別する上司も、あなたを頼るようになってくるでしょう。
しかし、差別する理由が、容姿であったり性格であったりした場合、改善するには難しいです。というより、そんな上司の元で働く必要もないので、転職をおすすめします。
『意見や方針がコロコロ変わる上司』との付き合い方は?
- 意見や方針の理由を聞く
- 目標、目的を明確にするように話し合う
- 上司との意見交換を頻繁にする
意見や方針をコロコロ変える上司と付き合う為には、意見や方針を決めた理由、経緯を聞く必要があり、目的について話し合う必要があります。
その理由は、上司自体、目標、目的が定まっていない事と、周知が行き渡っていないことがあるからです。
目標、目的が定まっていないと、過程があやふやになり、過程が上手くいかないと、目標や目的が変わってしまいます。
そして、周知が徹底されていないと、上司の指示にはどういった意味があるかわからないまま作業をする事になります。
こういった、負の連鎖を生まない為にも、上司の意見は、頻繁にしておく必要があります。
まとめ
- 上司の事を理解する努力をする
- 問題があれば話し合う
- 相手にしない、無視する事は解決した事にはならない
問題がある上司でも、仕事に関しては知識、経験、実績があります。悪態をつく上司には頭にきますが、上司の良い部分を認め、理解しましょう。そして、もし我慢できないような言動をされたら、必ず1度は話し合いの場を設けるようにしましょう。
話し合いをする事で解決できる事は意外と多くあります。どんなに怖い上司であろうと、どんなに年上の上司であろうと、話し合うことは重要なことで、間違った行為ではありません。
もし、それでも解決の糸口が見えないようであれば、他の上司に助けを求めるか、転職を考える必要があります。