「アパレル販売員からキャリアチェンジできる職種が知りたい」
「キャリアチェンジして年収を増やしたい」
「販売員だと給料が少ない」
アパレル販売員は比較的年収が低い傾向にあるので、どうしても『収入』の悩みが出てきますよね。
今回はそういった悩みを解消すべくアパレルの『キャリアチェンジ』に注目してその悩みを解決していこうと思います。
アパレル販売員からキャリアチェンジできる職種一覧
職種 | 年収(目安) | |
販売職 | ・副店長 ・店長 | 300~450万円 |
総合職 | ・SV ・MD ・バイヤー ・マーケター ・営業 ・EC担当 ・PDM ・DB ・VMD ・プレス | 400~600万円 |
専門職 | ・デザイナー ・パタンナー ・テキスタイルデザイナー | 250~500万円 |
販売員のほとんどは副店長、店長といったキャリアアップが一般的です。店長になれば販売員より2~3割年収がアップします。大体400万円強になるので世間一般の年収と同じくらいになりますね。
年収をさらに上げるなら
年収をさらに上げるなら総合職を狙っていきましょう。総合職は業績を左右するかなり重要なポジションが多く、責任重大です。しかし、会社の業績を左右できるポジションで良い結果を残せばその先が見えてきます。
「先」というのは?
本社勤務です。課長、部長、社長。総合職にはそういった可能性と魅力があります。
このポジションになると年収は800万円~1000万円超になり、かなり夢がありますよね。
販売職から総合職、専門職にいく方法
販売職から他の職種に移るのって可能なの?
可能ですね。実際、販売職から総合職に移動する人って多いんです。
販売職は基本的に店長で一区切りします。そこからSVになったりバイヤーになったりするんですね。
なので、販売職は将来的に総合職になるルートになっている事が多いんです。
図表にするとこんな感じですね。
販売員からデザイナーになるには見習いから始めたり、転職してデザイナーの弟子入りする方法があります。
正直、販売員からデザイナーになるよりも、専門学校に通い、そのあとに弟子入りした方が早いと思います。
キャリアチェンジに必要な事
アパレル業界で頑張って年収を上げるにはキャリアチェンジしかありません。その上で必要な事はこの3つです。
- スキルアップ
- キャリアプランの作成
- キャリアチェンジできないなら転職する
では、ひとつずつ説明していきます。
スキルアップ
『キャリアアップ=レベルを上げる事』なのでスキルアップは欠かせません。そして、そのスキルアップの足掛けになるのは資格です。
資格を習得する事で『その道のプロ』に近づけます。そして、総合職、専門職どちらを目指すにも資格習得は必ず有利に動きます。
目指す職種の資格を取ればいいのか…
確かにそうです。ですが、もしあなたが今販売員なら、販売に活用できる資格を習得してください。
その理由は、まず『自分に与えられた仕事のプロになる』事が必要だからです。
仮にデザイナーになりたいと思って資格の勉強をしていても、販売員としての評価が低いと「ただ販売がしたくないだけだろ」とマイナスの印象を周囲に与えてしまいます。
そうなってくるとせっかくデザイナーに関する資格を習得しても無駄になりますよね。なので、とりあえず今の職種である必要な資格を習得してください。
キャリアプランの作成
キャリアプランを作ることで、キャリアップするまでの過程を具体的に知ることができます。
プランは『今自分に足りない事』『今自分がする事』をはっきりさせる事ができるツールであって、そのツールを意識する事によって早く希望の職種へのキャリアアップができます。
キャリアチェンジできない会社なら転職する
- 希望する職種がない
- 年収があまり上がらない
- 上層部のレベルが低い
- 業績が悪い
キャリアアップする上での大前提があります。それは
『目的、目標が達成できる環境にいるか』です。上記のようなマイナス部分があれば、すぐに転職をおすすめします。
キャリアチェンジは年収を増やす一番の近道
まず、アパレル販売員が年収を増やす一番の近道はキャリアチェンジする事です。
キャリアアップって職種を変えるって事?
『販売員からいきなりデザイナー』みたいな極端なキャリアアップではなく、販売員→副店長→店長と順を追ったキャリアアップです。
もちろん販売員からデザイナーになる事もできますが、それはあとで説明しますね。
職種を変えると何で年収が増えるの?
職種を変える事で専門性、重要性が販売員よりもアップします。そうなる事で責任が増え、それなりの対価をもらうことができるんですね。
まとめ
販売員は総合職にキャリアアップしやすい職種です。総合職になると一気に年収も上がりますし、販売員にはない楽しみもあります。せっかくアパレル業界で働いているのであれば、その業界の専門になりましょう。
しかし、社内でキャリアアップする事ができるなら社内転職する方がいいですが、社内転職できない状況であれば、他の企業への転職を考えた方がいいでしょう。
たとえその会社に1年も在籍していなくても、『確実にここではダメだ』と感じた時は転職しましょう。