アパレルは暇な時が苦痛だぁ
暇な時はする事がない
実は、暇な時の閑散期でも、アパレルはやる事がいっぱいあるんです。なぜなら、アパレルは比較的接客よりも、作業が多い職種だからです。
この記事では、暇な時にしかできない仕事を7つ紹介していきます。この7つを、暇な時にすることで、退屈にならず、楽しんでアパレルの仕事をする事ができます。
暇な時にしてはイケない事
店内に、[text type=marker color=yellow]お客がいない時=休憩ではありません。[/text]お客を向かい入れる為に、行動し続ける事も、アパレル販売員に求められるスキルになります。
そういった中で、お客がいない暇な時に、してはいけない4つの事を、まず紹介していきます。
- スタッフ同士で喋る
- スマホ、パソコンを見る
- 暇そうに商品を畳み直す
- 商品を試着する
このような、4つの行動をしていると、繁忙期になっても、お客が入らない店舗になってしまいます。
その理由は、アパレルの店舗のほとんどは、ガラス張りになっており、店内が見えるようになっています。そうした中で、傲慢な態度を取っていると、お客から『遊んでる店舗』と判断され、入店されなくなってしまうんです。
なので、暇な時間は、有効に使う必要があるんです。
暇な時にやっておきたい作業8選
では、本題です。暇な時にこそ、やっておきたい事は8つあります。
- 店内の掃除
- レイアウト変更
- 接客のロールプレイング
- バックヤードの整理
- SNSの発信補助
- POP作成
- 多店舗への偵察
『こんなんじゃ、すぐに終わって、また暇になるんじゃない?』と思われるかもしれませんが、一つ一つ完璧に作業をすれば、1日では、到底終わらせる事はできません。
では、一つ一つ説明していきますので、ぜひ参考にしてください。
店内の掃除を徹底的にする
普段、掃除ができていない所や、見逃している所など、そういった所を、暇な時間を利用して、綺麗にしていきましょう。
- 鏡拭き
- 店内のモップがけ
- ライトのホコリ取り
- 棚上段の清掃
- ディスプレイ周辺の清掃
- ショーウィンドウの清掃
- 店舗周辺の掃除
[text type=marker color=yellow]ライトのホコリや、棚の上段の清掃などは、脚立を使わないと出来ないので、お客がいない暇な時間に、十分に注意して清掃しましょう。[/text]
さらに、トルソーなどにも、ホコリが付着してる事が多々あるので、トルソー自体も雑巾などで、綺麗にしておくといいでしょう。
掃除をすると、店内も明るくなり、心機一転な気持ちにもなるので、おすすめです。
お客の目を惹くレイアウトに変更
売り場のレイアウトは、[text type=marker color=yellow]お客の目を惹く事が、第一に考えなければいけません。[/text]
では、どういったレイアウトが目を惹くのか?
- 目に留まるカラーコーディネート
- 流行を取り入れた、個性的なコーデ
- 店内の奥まで見渡せる什器の配置
特に、流行を取り入れた、個性的なカラーコーディネートをすると、ショーウィンドウから、お客を呼び込むことができます。
他にも、お客にすべての商品を、短い時間で見てもらう必要がある為、奥行きがある店内でも、照明や、明るい色などを使い、目に留まるようにする工夫も必要になってきます。
レイアウト変更をする場合は、スタッフ数人で意見交換をし、レイアウト変更をすると、意外と時間がかかるので、暇な時間を有効に使うことができます。
接客のロールプレイング
接客のロールプレイングは、他スタッフの接客を体感でき、そこから沢山のスキルを学ぶことができます。
なぜなら、接客時のフレーズや、間の取り方、トークの仕方は、個々によって違うからです。
少しの違いであっても、気づかされる事もあり、その少しの気づきでも、個々の販売能力は高くなります。
それを続ければ、閑散期でもお客が来てくれるショップになるので、ぜひ、取り入れてほしいですね。
もし、接客の取り入れる場合は、下記の5項目を注目してみましょう。
- 声掛けのフレーズ
- トークの切り替えし
- 笑顔を作るタイミング
- お客のどこを見ているか
- 商品のアピールポイント
特に、声掛けのフレーズは重要です。フレーズのストックが多いほど、接客は楽になります。
バックヤードを整理する
バックヤードを整理することによって、得られる事が3つあります。
- サイズ切れなどの売れこぼしがなくなる
- 接客に時間を作れる
- お客を待たせる時間が短縮できる
閑散期であっても、タイミングが重なれば、忙しくなります。そういった時の為に、バックヤードの整理は、日頃からキレイにしておくべきでしょう。
整理する時には、段ボールを上手く仕切りに使ったり、POPなどを利用して、パッと見ただけでわかるようにするのもいいでしょう。
SNSで発信する要素を考える
基本的に、SNSの発信は、管理職の人間が行います。
しかし、大抵、現場の事を知らない管理職が担当している場合があるので、そういった場合は、スタッフ同士で話し合い、『どうすれば注目してもらるか』を考えて、上司に提出する事も大事です。
多店舗への偵察
暇な時間に、店内にスタッフの数が多いと、お客は、警戒心を持ってしまいます。そういった時は、多店舗への偵察にいきましょう。
多店舗の偵察に行く事で、色々な情報を得る事ができます。
たとえば、
- ディスプレイの方法
- レイアウトの仕方
- 接客のやり方
- 暇な時に何をしているか
[text type=marker color=yellow]できれば、ジャンルが違う店舗に行くといいでしょう。コンセプトが違う方が、商品の見せ方が違っていたり、接客の質なんかも違ってきます。[/text]
わざと、接客をしてもらうように、店内を歩いてもいいでしょう。
そういった行動力が、今後の売上に繋がっていきます。
POP作成
POPは、お客に商品の情報を与えるだけでなく、注目させる為でもあります。
では、注目させるには、どうすればいいのか?
- 特別感を出す(流行、新作など)
- 擬音を使う
- 効果を伝える
特別感とは、新作、流行、セール。
擬音とは、グッとくる、パッとする。
効果とは、スッキリする、細く見える。
このように、[text type=marker color=yellow]端的に、ベネフィットを伝える[/text]事で、文字を最後まで読まなくても、直感で魅力があると頭に入ってくるんです。
なので、ただ単に言葉を並べるのではなく、注目させるように、POPを作っていきましょう。
ヒマな時期でも、売上を最低限保つには?
それは、繁忙期にできるだけ多くの顧客を獲得することです。
繁忙期に、多くの顧客を獲得する事によって、閑散期でも、定期的に来店してくれるお客が増えてきます。繁忙期に頑張る事で、その年の閑散期の売上は、必ず上がっていきますよ。
顧客を獲得するには、購入までの基本的なプロセスを他のスタッフに教えておく必要があります。社内でロープレなどがある場合は、閑散期にでも周知しておきましょう。
まとめ
- お客がいない=休憩ではない
- お客がいないからこそ、できる事がある
- 閑散期に備え、繁忙期で顧客を多く獲得する
閑散期の過ごし方や、繁忙期の頑張り次第で、年間の売上は劇的に変わってきます。
そうなってくると、結果、暇な時間もなくなったり、仕事にメリハリができるようになります。