「転職したいんだけど…全然やる気がでない…どうすればいいの?」
- なんでやる気でないんだろう…
- やる気になれる魔法みたいな方法ってある?
- モチベーション保つ方法もあったらいいな…
そんなお悩みに答えていきます。
結論から言うと、やる気がでないのは当たり前。
無理してモチベーションを上げると身体を壊してしまう恐れがあります。
なので少し休憩しましょう。
しっかりと休憩したあと、これから紹介するモチベーションの戻し方や保ち方などを参考に、再度転職活動すればきっと上手くいくはずです。
そもそもモチベーションは下がって当たり前
ここで一つ「モチベーション低下」について話したいと思います。
まず「モチベーションは下がって当たり前」とさきほど言いましたが、これには科学的根拠があるんです。
心理学者のロイ・バイマウスターはこう提唱しています。
人間は考えたくないのに無理に考えたり、感情を抑制すると「考えないとわからないモノ」に対する思考が停止してしまう。
要するに「何かを我慢するとほかの重要なことができなくなってしまいますよ」ってことです。
これは実験でも証明されています。
被験者に対してチョコレートやクッキーなどの誘惑に抵抗してもらい、その後に認知機能を必要とする難しいパズルのタスクを与えると、普段より早く降参した。被験者はお菓子の誘惑に耐えたことによりシステム2が疲弊した。その他にも以下のような場合にも自我消耗が起きてしまう。
引用元:UX TIMES
- 考えたくないのに無理に考える
- 感情を抑制しようとする
- 性格的に合わない人と付き合う 等
※システム2とは「考えないとわからないこと」を指す
なので、やる気がでないから落ち込む必要はありません。
モチベーションが下がることは自然なことなんです。
しかし転職活動を早く成功させたい気持ちはありますよね。
では次から本題として「やる気が出ない原因、改善方法」なんかを話していきます。
転職活動でやる気がでない主な原因
転職活動でやる気がでないのには原因があります。
まずはその原因を知ることからはじめてください。
なぜなら原因によって対処法が変わってくるからです。
やる気が出ない主な原因は以下
- やりたい仕事が決まっていない
- そもそも転職活動する時間がない
- 自分に合った求人がない
- 不採用続きでメンタルがやられた
- 理想が高すぎる
では具体的にどういったことなのか?
やりたい仕事が決まっていない
やりたい仕事が明確に決まっていないとやる気はなくなります。
なぜなら選択肢があり過ぎるからです。
人は選ぶモノが多いと決断が鈍り、思考が停止する傾向にあります。
さらに目標も明確ではないのでよりやる気はでなくなるでしょう。
要するにゴールのないマラソンをしているのと同じです。
□WEBデザイン入門DAY5
— eri (@buu_buu13) May 27, 2021
・本業の転職活動で沼ってしまった
本当にやりたい仕事ってわけじゃないから、看護師になりたての頃みたいなやる気や情熱がない。このまま転職するのが申し訳ない気がする。#シーライクス #シー捗
そもそも転職活動する時間がない
そもそも転職活動をする時間が少ない人はやる気がなくなりやすいです。
なぜなら転職活動は思いの外体力を消耗するからです。
本職が終わってもまた仕事のことを考えるわけですから、脳が疲れるのは当たり前。
そんな状態では判断力も落ちるのでブラック会社に捕まるかもしれませんよ。
転職活動すらさせてくれない勢い
— ボルカス (@volvo2412) September 17, 2021
時間が全くないぞ…
自分に合った求人がない
自分に合った求人がないとやる気がでません。
当たり前ですよね。
転職したいのに転職先がないなんて生き地獄です。
なんだか世間から見放された感覚になりますよね。
これは辛い…
不採用続きでメンタルがやられた
不採用が続くとメンタルがやられてやる気がなくなります。
いくら打たれ強いボクサーでも不採用の破壊力には勝てません。
でも大丈夫。
不採用で意識が飛びそうになっても血が出ることはありません。
5連続不採用はさすがにメンタルきついなー沈
— めんたるくそ (@samekawaiimanji) September 23, 2021
単純に理想が高い
単純に転職先の理想が高いとやる気はなくなります。
なぜなら理想が高ければ高いほど求人数は減るからです。
結果、受ける企業すらなくやる気がなくなってしまいます。
転職無理な気がしてきた無能なくせに理想高いから決まらない
— りちゃん@20卒 奇跡的に転職決まった (@JbB4yJeA7oTlq7p) June 25, 2020
以上が転職活動でやる気がでない主な原因でした。
では次は、やる気がでないときモチベーションを上げる方法を紹介します。
転職活動でモチベーションを上げる7つの方法
転職活動でやる気がでなくなったときは以下のことを試してモチベーションを復活させましょう。
- 今の会社のイアな部分を紙に書きなぐる
- 転職のことを考えない時間を作る
- 身体を動かして脳をすっきりさせる
- やりたい仕事を決めてから活動する
- 身の丈にあった求人を選ぶ
- 本当に時間がないときは離職後の転職活動を検討する
- 求人数が多い時期に活動する
では詳しく解説してます。
今の会社のイヤな部分を紙に書きなぐる
やる気がなくなったときは、今の会社のイヤな部分を紙に書きなぐりましょう。
これをすることで「転職しよう!」「転職したい!」という気持ちが復活するからです。
この行動はテキサス大学の社会心理学者、ジェームズ・ペネイカー教授が調査、研究して効果が認められた方法でもあります。
頭に思い浮かんだことを文字として紙に書くことで、頭のモヤモヤやストレスが軽減され、就職率が40%も高くなったという結果です。
なので、もし転職活動でやる気がなくなったときは会社のイヤなことやこれからの夢を紙に書きなぐっていきましょう。
転職を考えない時間を作る
転職を考えない時間を作ることもやる気を復活させる方法の一つです。
やる気がでないのは脳がオーバーヒートしている可能性があります。
オーバーヒートした状態が長期間続くと体調を崩してしまう恐れがあるので、可能な限り転職を考えないリラックスした状態を作りましょう。
ちまみにわたしはアロマ風呂や普段聞かないジャズやクラシックを流してリラックスする状態を作るようにしていました。
これ意外と癒やされます。とくに男性の方、試してください。ホントに癒されます。
身体を動かして脳をすっきりさせる
転職活動でやる気がでないときは、とにかく身体を動かしましょう。そうすことで脳がすっきりします。
身体を動かすことでストレスを解消させるホルモン(セロトニンやエンドルフィン)が分泌され、自然とポジティブになります。
さらにセロトニンには頭の回転を早くさせる効果もあるので、面接の受け答えにも影響します。
なので転職活動の間だけでも定期的に運動をしておきましょう。
やりたい仕事を決めてから活動する
転職するならやりたい仕事を決めてから活動してください。
やりたい仕事がない状態で転職活動をはじめると、志望動機がはっきりせず不採用になる確率が上がるからです。
不採用が続くとやる気もなくなってしまうので悪循環になってしまいます。
もう少し深堀りした内容を【採用率6割UP】40代が面接に受からない8つの理由で話しているので参考にしてください。
(40代以外でも当てはまる内容になっています)
身の丈にあった求人を選ぶ
身の丈にあった求人を選ぶことでやる気が復活することがあります。
なぜなら企業の求める人材とマッチするようになるからです。
結果内定をいくつかもらうようになったり、前向きな面接内容にもなります。
要するに良い結果が出やすくなるということ!
良い結果を経験すると自信がついてやる気もおきます。
なのでやる気を出すためにも身の丈にあった求人に応募しましょう。
本当に時間がないときは離職後の転職活動を検討する
「仕事が忙しくて転職活動する時間がない」
こんなときもやる気を失いがちです。
帰る時間が遅い、休みも少ない、有給も使えない。
そんなときは思い切って離職後に転職活動することを検討してみてください。
しかし退職後の転職活動はリスクを伴いますので、準備万端にして決断してください。
たとえば…
- 最低6ヶ月の生活費を確保(失業保険を除く)
- 求人数が多くなる時期を合わせる
- 資格取得を考えておく
これらを意識した上で退職するとあまりプレッシャーを感じずに活動することができます。
求人数が多くなる時期まで待つ
やる気がでないときは求人数が多くなる時期になるまで待つのも手です。
求人数が多くなる時期は1月~3月、5月~6月、8月~10月。
2~3ヶ月に1度のペースで求人数が多くなるので、その時期に合わせて転職活動をするとモチベーションを保つことができます。
要はメリハリですね!
転職活動でモチベーションを保つ方法
転職活動でモチベーションを保つ方法は以下
- 考えるだけでなく行動する
- 資格の勉強をする
- 今できる範囲のスキルアップをする
- 自分を信用すること
モチベーションを保つにはとにかく前に進み続けること(行動すること)が大切です。
考えるだけでなく行動しましょう。
たとえばハローワークに足を運んだり、資格の勉強をしたり、今できる範囲でスキルアップしたり。
そうすることで一日一日、一つ一つにゴールが見えて達成感が生まれます。
転職することだけをゴールにするのではなく、転職するまでの過程に細かなゴールを設定することが、モチベーションを保つ秘訣です。
あと、必ずできると自分を信用することも大切です。
そもそも転職には時間がかかる
転職にはそもそも時間がかかります。
なぜなら…
- 面接までの待機期間(平均1週間)
- 採用審査が終わるまでの期間(平均1週間~2週間)
- 採用して働きはじめるまでの期間(平均1週間~1ヶ月)
計:約1ヶ月半
一つの企業に応募して働きはじめるだけでもこれだけの時間がかかります。
(こういったことから、一般的な転職活動期間は3ヶ月といわれている)
しかし転職者の平均応募件数は…
~19歳 | 4.1社 |
20~25歳 | 6.3社 |
31~35歳 | 7.1社 |
36~40歳 | 8.7社 |
41~50歳 | 10.1社 |
引用元:マイナビ転職
なかなか多いですね。
平均なので職種や業種によって変わってきますが、予想としてこれだけの企業数は想定していたほうがいいということです。
なので、すぐに転職できないからといって焦る必要はありません。
転職者はみんな時間をかけて転職しているんです。
まとめ|一人で悩まず相談しよう
転職は「孤独なRunaway」です。
just a runaway 止めないでよ~、後悔は少なめのmy life
っというB’zの歌詞にもあるように、転職で後悔しないように突っ走っていきましょう。
(40代にはわかるよね?)
でも一人で走ると転んだときに誰も助けてくれないので、できるだけサポートしてくれる人を準備しておくことをおすすめします。
今では当たり前になってきた転職支援サービスは無料であれこれしてくれるので、相棒にはもってこいのサービスです。
もし「自分一人ではもう限界かも」「判断を間違ってしまうかも…」という不安があるなら登録だけでもしておきましょう。
転職支援サービスについては↓で詳しく説明しています。
ぜひ参考にしてください。